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2005年7月28日 (木)

ハイドゥク、CL2回戦突破に赤信号

blatnjak 7月27日、ハンガリーのデブレチェンにあるガボール・オラフ・スタジアムで、チャンピオンズリーグ予備戦二回戦の第1戦「デブレチェンvs.ハイドゥク・スプリト」が行われました。
ハイドゥクはリエカとのスーパーカップを制し、リーグ開幕戦のオシエクも6-0と一蹴。昨年の失態を挽回すべく、ブラジェヴィッチ新監督を引き連れ、新たなチーム構成をしました。いつもの3-4-1-2からFWブラトニャクを右MFに据えた3-5-1-1を採用。GKカレ-(右から)DFジリッチ、グラニッチ、ジョロンガ-MFブラトニャク、プラリヤ、ダムヤノヴィッチ、グルグロヴィッチ、バルトゥロヴィッチ-クラニチャール-FWブシッチ。
一方、デブレチェンは年を重ねるごと好成績を収め、昨季はとうとうリーグ優勝を達成。メンバーは長く一緒にやっており、コンビネーションを売り物とした4-4-2を採用。GKセルニャンスキ-DFニコロフ、マテ、エゲール、ザトマリ-MFドンビ、ハビ、シャンドル、ハルモシ-ボクダノヴィッチ、ケレケスでした。

開始当初はハイドゥクの方がデブレチェンを押し込みます。始まって30秒で、クラニチャールの浮き球からブラトニャクがクロスボールを入れ、バルトゥロヴィッチがボレーシュートするも枠の右に。11分にはブシッチのスルーパスを受けたジョロンガが左からシュートするもGKセルニャンスキの正面へ。しかし、以後はデブレチェンがハイドゥクの弱点である左サイドを速いパス回しとフリーランニングで崩しに掛かります。ハイドゥクの守備陣はボールホルダーに寄せられずにずるずると下がり、速いクロスボールから長身の二人のFWボクダノヴィッチ、ケレケスの頭へと合わせる攻撃に。守備に難のあるブラトニャク(写真)がカバーする左サイドを攻めた戦術が効果的にはまります。26分、ハルモシが左クロスを挙げると、ファーサイドでフリーだったボグダノヴィッチがゴール左めがけてヘディングシュートを決めてデブレチェンが先制。ハイドゥクの最終ラインは相手FWへのマークがまったく緩く、39分には左SBザトマリのクロスに中央フリーのボグダノヴィッチがまたしてヘディングで決めて2-0とリードを許します。

後半からはバルトゥロヴィッチを左SB、ブラトニャクをFWにした4-3-1-2にシステムチェンジするものの、効果は見られずに開始直後にドンビにヘディングシュートを狙われます。これはセーブしたものの、57分に左サイドからザトマリが深いクロスを入れるとドンビが中央へと折り返し、中央でフリーにしてしまったケレケスがヘディングシュートを決めて3-0。ハイドゥクの攻撃も走力とアグレッシブさに上回るデブレチェン守備陣に簡単に潰され、不正確なパスばかりのクラニチャールも成す術はなし。相手のアドバンテージを縮めることなく、致命的な敗戦を喫しました。

試合後、ブラジェヴィッチ監督は「デブレチェンのプレーには驚かなかったが、期待に応えようとしなかった我々の選手達には驚かされた。何かのプレッシャーに押し潰されたかどうかは判らないが、成果そのものは全ての期待以下だった。一瞬たりとも我々はデブレチェンを過小評価しなかった。むしろ、私は何日間もハンガリー王者に尊敬の念を抱いたのは無駄ではなかった。状況は厳しい。3回戦へ突破するには多くの問題を解決しなくてはならないからだ。しかしまだ全てが終わってないものだと信じている。65%の確率でデブレチェンが有利だが、第2戦でやれることは全てするつもりだ。サッカーは全てが可能だから」とコメント。
一方でデブレチェンのスプカ監督は「大きな仕事を成し遂げた。3-0という結果はスプリトでの試合前に充分大きなアドバンテージを我々に保証しているとはいえ、この勝利に惑わされることはない。まだ私は注意深いし、チャンスは五分五分だと見ている。これは礼儀として言うのではなく、スプリトでは大変難しい試合となるものと信じている」と語っています。

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