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2005年7月14日 (木)

ニコ・クラニチャール、受験失敗

niko スプリト大学経済学部を受験したハイドゥク・スプリトのニコ・クラニチャール(写真)ですが、試験に不合格だったことが判明しました。高校の内申点は280点と決して悪くはなかったものの、筆記試験が180点。筆記試験のボーダーラインが300点だったことから不合格となりました。高卒で直ぐに試験を受ける学生が多い中、2年のブランクは痛かったかもしれません。スプリト大学経済学部のサイトから結果が見られるのですが、不合格者がアルファベット順に並んでいる中でクラニチャールは「10番」とハイドゥクでの背番号と一緒なのが皮肉であります。

ハイドゥク・スプリトのキャプテンで、ディフェンスの要であるDFフルヴォイエ・ヴェイッチ(28)が国外からのオファーを理由に退団を希望したものの、クラブ側から拒否されています。ヴェイッチはクラブでの貢献度や実力を考えれば給与も少なく、またそれも未払いなわけでありますが、もし国外から良好なオファーが来たらハイドゥクとの契約を打ち切って移籍可能という条件を結んでおりました。「既に何日間にわたってクラブ側には、満足するオファーが届いていると話しているにもかかわらず、誰も私の言葉を真剣に受け止めてくれない。おそらく私が冗談を言っているとでも思っているのだろう。話し合いをしたいというのに誰も相手にしてくれない」とヤケ気味のヴェイッチに対し、ブラジェヴィッチ監督は「ヴェイッチは私に契約書を持って説明してきた。しかし、これは法律とモラルの対立である。合宿時に私は"出て行くものは明日までに出て行け。ここは残る選手だけだ"と言ったのだが、その時は誰も去らなかったので、ヴェイッチを含めた全員を戦力としてみなしていた」とコメント。またグルギッチ会長も「デブレチェンとのチャンピオンズリーグ予備選が終わるまでは誰もクラブを去ることができない」と釘を刺しております。

ディナモ・ザグレブは12日にカナダのトロントでグラスゴー・レンジャースと対戦しました。カナダに在住するクロアチアとスコットランドの移民を中心にロジャー・センター・スタジアムには18,159人の観客が集まりました。
ディナモは怪我から復帰したばかりのダ・シルヴァ、調整に遅れたマリッチ、ビザが解決しなかったチャゴなどがカナダ遠征に不参加。スタメンはGKトゥリーナ-DFブリャト、イェーセ、チェサール、ドゥルピッチ-MFチャレ、マミッチ、トミッチ、モドリッチ-FWミトゥ、ボシュニャク。
一方レンジャースはダド・プルショは怪我のために直前に不出場。スタメンはGKワーテルース-DFリックセン、マルコム、キザニシュヴィリ、マレー-MFバーク、ヘムダニ、ファーガソン、ローヴェンクランズ-トンプソン、ブッフェル。
前半はレンジャースがイニシアティブを握ります。31分にファーガソン、34分にブッフェルがシュートしますが、トゥリーナの好セーブで逃れます。ディナモの攻撃は9分にチャレ、15分にマミッチのシュートがあるぐらいに終わりました。
しかし後半からモドリッチに代えてターゲットマンのリュボイェヴィッチを投入すると流れが変わります。49分にボシュニャクが右サイドからの突破から放ったシュートはGKワーテルースがコーナーに追いやると、ミトゥのCKからリュボイェヴィッチがヘディングシュートし、ボールはポストに弾かれます。一方でオフサイドトラップをかいくぐったマレーが一対一でシュートしますが、これはGKトゥリーナがセーブ。66分にはリュボイェヴィッチがフェイントで相手をかわすと一人で持ち込みシュート。これもGKがコーナーにおいやります。とうとう82分、ロングボールをマミッチがヘディングで途中交替のFWカルドゥムに落とすと、カルドゥムは左足でシュートを決めてディナモが先制。このまま1-0でディナモが勝利しました。

昨年にセレッソ大阪に在籍し、途中で解雇となったDFダヴォリン・カブラルが、現在オーストリア・リーグ一部のリード(Ried)に在籍していることが判明しました。リードはオーストリア一部でもっとも外国人選手が少なくて3人、一番多いオーストリア・ウィーンは18人もの外国人を抱えることとなります。
ちなみに昨年にセレッソに在籍した選手は、クルノスラフ・ロブレクがベルギー・リーグのリエーセ、イヴァン・ラデリッチがインテル・ザプレシッチ、マリオ・ガルバがオーストリア四部のサン・ヴェイトに移ったこととなります。

8月17日にスプリトのポリュウド・スタディオンで親善試合「クロアチアvs.ブラジル」が予定されていますが、チケット代金が余りに高くて非難を集めています。最初の発表から値下げをしたとはいえ、メインスタンドが700クーナ(約13000円)、バックスタンドが600クーナ(約11000円)、ゴール裏南が420クーナ(約7800円)、ゴール裏北が200クーナ(約3700円)と、普段のスプリトでの試合チケットの約10倍の価格設定になっております。サッカー協会側は「チケット販売で間接税も払わなきゃいけないし、多くの人が見られるように民放より放映権の提示額が半分だった国営放送を選んだんだ」と弁解しておりますが、クロアチアの給与所得を考えるとこの価格で満員になるのは微妙なところです。

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コメント

受験者の名前も合否までも公表されてしまうのですか。ヒーっt!たまんないですね。
カブラルが今季昇格のリードに加入していたとは知りませんでした。
チェックしてみたところ昨日の開幕チロル戦ではフル出場、結果はスコアレスドローとなっております。

投稿: bella | 2005年7月14日 (木) 23時42分

>bellaさん
インタビューも読んでもらって嬉しいです。
ヴァスティッチ・インタビューはいつかやりたいですね! 夏の間はちょこちょことクロアチアでも公の場に出ていたみたいで、テニスのシニア・オープンでマラドーナやベッカー、ボバンやシュケルなどが出場したフットサルの試合にもヴァスティッチが出ておりましたよ。

ニコは頭がいいと聞いていただけに、筆記がここまで悪いとは予想を裏切りましたね。クロアチアの大学はインターネットでテスト成績もがんがん載せちゃいますよ。友人の名前とか検索すると出てきたりします^^;
オーストリア一部には12人のクロアチア人がいるようで、こちちの新聞にまとめ書きしてました。
アドミーラ…ネナド・ビエリツァ、ニーノ・ブーレ
オーストリア・ウィーン…ジョー・ディドゥリツァ、マリオ・トキッチ、サシャ・パハッツ
グラーツァAK…マリオ・バジーナ、マリオ・マイストロヴィチ
パスチング…ボジョ・コヴァチェヴィッチ
リード…ダヴォリン・カブラル、ダリオ・ダバッツ
チロル・インスブルック…ジェリコ・パブロヴィッチ、フィリップ・タパロヴィッチ

マリオ・バジーナは開幕戦2ゴールと活躍したようですね。彼のインタビューが今日の新聞に掲載されていました。昨季は15得点・16アシストだったとは知らなかったです。代表では1試合のみの出場とは勿体無いですね。オットー・バリッチは「バジーナはクラニチャールより良い選手だ」なんて言っていた時期がありましたが。彼もオーストリアに渡る前にはガンバ移籍が進められていたんですよね。

投稿: 長束恭行 | 2005年7月15日 (金) 01時30分

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