仕事のため暫くお休みなので、少し余談を。
16日~26日までスルーガイドの仕事で自宅を離れてしまうため、サッカーニュースはお休みです。
9月のクロアチアは団体ツアーにおいては7月・8月以上にハイシーズンです。うだる暑さが抜け、町観光に適した気候になるからです。この季節はサッカー観戦も最もしやすい時期ですが、これからはあっという間に秋が通り過ぎ、厚手のコートが必要になってくる12月初旬にクロアチア・リーグはウィンターブレークに入ってしまいます。
今週からチャンピオンズリーグも始まりましたね。クロアチア国営放送では「リヨンvs.レアル・マドリッド」「ヴェルダー・ブレーメンvs.バルセロナ」の生放送がありました。ジュニーニョのFKは実に素晴らしい。ボールが回転せずにゴール左下にぶち込んだシュートは圧巻でした。8月のクロアチアvs.ブラジル戦では途中交替で出場したわけですが、ブラジルがファウル貰った瞬間に「キター!」とジュニーニョが蹴る場面をカメラに構えず凝視しましたよ(結果はボールが壁に)。
ちなみにリヨンのゲルラン・スタジアムでは1999年春にフランス・リーグの「リヨンvs.オーゼール」を観戦したことがあります。ラコンブ監督のもと安定した成績を収めるようになってきた頃で、司令塔のドラソーがお目当てだったわけですが、スイス代表のFWグラッシが大歓声を浴びて登場していい活躍をしてました。まだ10代だったMFマルブランクも鋭い動きをしていましたね。あの当時のリヨンはGKのクペー以外様変わりしましたが、観客の乗りが良くてフレンドリーでしたし(チケットも手頃でした)、これからも勝ち上がって欲しいチームであります。
また今夜はUEFAカップ「バーゼルvs.シロキ・ブリイェグ」の試合がクロアチア国営放送でありました。シロキ・ブリイェグはボスニア・ヘルツェゴビナのチームですが、クロアチア人地区のチームなんですね。クロアチア勢は欧州カップの予選で全滅したので、シロキがクロアチア国営放送でも取り上げられました(政治色は臭いますけど^^; シロキ・ブリイェグのレポートはこちら→http://homepage2.nifty.com/hrvgo/report/siroki.htm)。ちなみにバーゼルはクロアチア人やセルビア人、マケドニア人といった旧ユーゴ勢がチームに揃っています。
友人のFWドマゴイ・アブラモヴィッチが出るということでTVで応援しながら見てました。地元からのサポーターだけでなく、スイスやドイツのクロアチア移民も集まっての応援団が出来たのですが、アルゼンチン人のデルカドに前半にあっさりFKを決められてしまいます。しかしそれからは攻撃を防ぎきり、後半からは攻勢を仕掛けたものの50分にシロキのレジッチ選手が二枚目のイエローで退場。それでも70分までは耐えつつ、コンビネーションで崩そうとしました。アブラモヴィッチは前線で孤立状態でしたけどね。しかし疲れも出てきた最後の20分に立て続けに4点決められてジ・エンド。0-5と完敗でした。29日にシロキのホームで試合がありますが、こちらには足を運ぶ予定です(試合後はアブラモヴィッチ宅へ)。またその際には記事を書きますのでお楽しみを。
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コメント
もうダニエル・ビロスの代表入りはないのでしょうか?いまの代表のFWに少し物足りなさがありますので。プルショも怪我がちですよね。このままでは予選突破は不安なようなきがします。ブラジルとの親善試合で呼んで欲しかったです。 もう今予選で呼ぶのも逆効果な気もしないではないですが・
投稿: 健治 | 2005年9月20日 (火) 21時34分