ディナモ、チアゴから撤退
ディナモ・ザグレブは6日に記者会見を行い、2ヶ月に渡って移籍交渉をしていたパラナ・クルベ所属のMFチアゴ・ネヴェス(20・写真)の獲得を断念しました。チアゴはベガルタ仙台への移籍が決定的と報じられています。
ディナモ・ザグレブはパラナ・クルベとチアゴの仲介人と直接交渉を進めていたものの、移籍から一儲けしたい会長が口を出し、その仲介人が次々と現れて移籍が複雑化したことにウンザリしたようです。
記者会見でディナモのズドラヴコ・マミッチ副会長は怒りを込め
「トビなんかに手数料を払うつもりはない。クラブ間もしくはクラブと選手との関係で話をするような場合だけ、我々は選手獲得に関心を持っている。もう我々は彼に関心を持っていない。ブラジル人から手を引くことにした。」
と語りました。このチアゴ移籍の背景には二つの勢力があり、一つがベガルタにボルジェスに続いてチアゴを売りたいミランダ会長、一方でディナモにチアゴを売りたい5人の副会長がいたそうです。ベガルタのオファーはディナモが提示した100万ユーロより額が少なかったのですが、年俸に関してはディナモが20万ユーロ、ベガルタが24万ユーロを提示したとのこと。
ディナモのマミッチ副会長は
「会長は(移籍金を着服する)自らの口座があることが明らかだ。だから既にFWボルジェスを200万ユーロで売却したクラブにチアゴも仕向けた。このような金の繋がりによるケースは頻繁にあり、対抗するの難しい。サメではなくてピラニアがいるプールを我々は泳いでいたようなものだ。
おそらくこの冬はもう補強はないと断言できる。チアゴは将来性ある素晴らしい選手であるけれども、補強に投資するため準備していた資金はいずれチアゴより良い選手を購入するために取っておくよ。現時点で我々は幾らか失望しているかもしれないが、今回の一件をドラマ化する理由などはない。なぜなら次の夏までに間違いなく目標(リーグ優勝)を達成できるだからだ。このようなエピローグによってこれから数ヶ月の間にトップ下のポジションを巡って、シルビオ・マリッチとミロスラフ・シャリッチの二人が争う可能性が出てきたということだ。」
とコメントしています。
ハイドゥク・スプリトのGKトヴルトコ・カレ(32)がレンタルでスイス一部のザマザに移籍することになりました。スティペ・プレティコサの復帰で定位置を失っていたのですが、今季序盤はハイドゥク監督もしていた現ザマザ監督のミロスラフ・ブラジェヴィッチがレンタルで呼び寄せたことになります。ブラジェヴィッチはハイドゥクのコンディショニング・コーチだったルカ・ラドマンも引っ張り、またかつてのハイドゥクの選手だったヴィク・ラリッチも獲得。更にプーラの俊足FWアシーム・シェーヒッチも獲得を考えているそうです。
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