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2006年1月 6日 (金)

クラニチャールのリヨン移籍交渉は誤報/ハイドゥク移籍事情

niko  クロアチアとフランスのメディアが「木曜日にニコ・クラニチャールとリヨンが正式に移籍交渉をする」と報じ、国内では大きな話題として取り上げられていましたが、これはメディアの作り話であったようで、クラニチャール(21・写真)は木曜日にリヨンを訪れず、ハイドゥク・スプリトの練習へと顔を出しました。リヨンのディレクター、オリビエ・ブラン氏もニコ・クラニチャールとの交渉を否定し、またクロアチアのメディアが報じた事前交渉の存在を否定。またニコに2年前から注目しているリヨンのジェラール・ウリエ監督も
「今日(水曜)も明日(木曜)もニコ・クラニチャールと彼の代理人と会うことはない。クラニチャールに関しては、我々も彼のことをしっているものの関心を持っているか否かという話は公にしたくはない。ただ言えることは木曜日に彼の会うことは絶対にないということだ」
とコメントしています。
当のクラニチャールは
「私がリヨンに向かわなかった理由には、この移籍話にメディアが騒ぎ立てたことが要因といえるだろう。リヨンは一つのオプションだが、唯一のオプションというわけではない。もし移籍交渉が実現するならば、完全にひっそりと執り行われるよ。」
と語っています。クラニチャールにはリヨンとバイエルンが関心を集めていると言われていますが、今季いっぱいはハイドゥク・スプリトに残留するという見込みが高いようです。ちなみにクロアチアのメディアは、リヨンが450万~500万ユーロの移籍金を準備していたと報じています。

スロベニア代表FWセバスティヤン・チメロティッチ(31)が一年のレンタルでハイドゥク・スプリトに加入することとなりました。チメロティッチは韓国Kリーグの仁川ユナイテッドでプレーしていたものの、韓国マフィアに脅迫を受けるなど良い環境ではありませんでした。サンダーランドなどイングランドからのオファーもありましたが、もっと具体的なコンタクトを取ってきたハイドゥクへ移籍することを決断しました。レッチェやリエカ、オリンピア・リュブリャナなどでプレーしていたチメロティッチは昨年夏に2年契約で仁川に移籍しておりました。

またハイドゥクはボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミルコ・フルゴヴィッチ(26)の獲得交渉を進めています。ハイドゥク・ユースで育った彼は現ディナモ・ザグレブ監督のヨシップ・クジェの仲介でガンバ大阪に在籍。Jリーグでは活躍しませんでしたが、その後にブンデスリーガのヴォルフスブルグでプレーしました。このほどヴォルフスブルグとの契約を解消し、ハイドゥクの復帰を希望しております。もし実現すれば、この冬にハイドゥクはFWトミスラフ・エルチェグ(元広島)、DFイヴァン・ラデリッチ(元セレッソ)を含めて3人のJ経験者を引き戻したことになります。
また2004年にセレッソ大阪の監督就任が決まっていたものの心臓病のため断念したペタール・ナドベザ氏が新たにハイドゥク・スプリトのスポーツ・ディレクターに就任することとなりました。

vucko ハイドゥクは補強の一方で、U-21代表DFのルカ・ヴチュコ(21・写真)をロシア・リーグのサトゥルン・モスクワに売却しました。移籍金は50万ユーロ、契約期間は5年間とされています。197cmの長身を活かし、2004/05シーズンにはレギュラーに定着した将来性あるディフェンダーなのですが、今季は序盤の怪我もあってリーグは11試合出場(2得点)でした。スペインでプレーするFWユーリツァ・ヴチュコは彼の兄であります。今季はディフェンスに難のあるハイドゥク・スプリトがあっさりと安価でヴチュコをロシアに売却してしまったことは正直驚きです。背景の裏にはヴチュコの代理人が前スポーツディレクターのイゴール・シュティマッツであり、彼のカラーを消すためではと考えられます。

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コメント

 少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 やべっちFCは拝見しました。
 今後、メディアで長束さんを拝見できることを楽しみにいたしております。

投稿: ふぃ~ばぁ~。 | 2006年1月 8日 (日) 08時58分

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