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2006年4月11日 (火)

クロアチア・リーグ第24~26節

しばらくご無沙汰でした。
国外取材から戻ったのちも取材コーディネートで忙しい日々を過ごしております。ブログを書くペースが随分と落ちてしまっていますが、いずれワールドカップが終了すれば取材の体験談などもちょこちょこと書ければと思います。

それではクロアチア・リーグの状況をまとめておきます。

【第26節 4月8日】
Dasilva_4 ディナモ・ザグレブは不調から脱出するためにスロベニアのチャティジュでミニキャンプを張り、3位ヴァルテクス・ヴァラジディンとのホームの試合に挑みました。観客は約1万人。私もこの試合はカメラマンとして訪れました。
ここのところ得点力不足に悩むディナモは第25節時点で得点王のボシュニャクが病気のために欠場。それでもディナモは分厚い攻撃を仕掛け、積極的に中盤のチャゴやブリャト、マミッチも前線へと加わっていきます。一方でヴァルテクスは俊足FWベンコを中心にボール奪取から速いカウンターを仕掛けていきます。試合が動いたのは38分、モドリッチからの左からのロングクロスに対してFWダ・シルヴァ(写真・右)とGKコプリッチがボールに競り合ったのですが、ダ・シルヴァが空中に差し出した手に視界を遮られたことでコプリッチがボールをこぼしてしまい、これをダ・シルヴァが押し込んでディナモが先制します。ダ・シルヴァが空中でボールを触った疑いもあったことからヴァルテクスの選手達は猛抗議。そのため3人がイエローを貰ってしまいました。ヴァルテクスは後半になって更に鋭いカウンターを仕掛けていきますがチャンスをモノにできず。73分、ダ・シルヴァがエリア内を突破したのをDFルチッチが足にタックルしてしまいPKの判定。これをダ・シルヴァが決めて2-0とします。しかしヴァルテクスもロスタイム、ルチッチと共にこの冬にディナモを追われたFWカルドゥムが美しいループシュートを決めて1点差に縮めてタイムアップ。ディナモが苦しみながら勝利を手にしました。

[優勝決定リーグ]
Dinamo Zagreb - Varteks Varazdin 2:1
1:0 38' Da Silva
2:0 73' Da Silva
2:1 90' Kardum

Rijeka - Odijek 3:1
1:0 10' Rendulic
2:0 21' Rinic
2:1 40' Barisic
3:1 90' Sharbini

Kamen Ingrad  - Hajduk Split 1:0
1:0 87' Lakic

[降格決定リーグ]
Zagreb - Cibalia Vinkovci 0:0

Pula Staro Cesko - Slaven Belupo  2:0
1:0 75' Rivic
2:0 82' Juric

Medimurje - Inter Zapresic 2:2
1:0 29' Mostarlic
2:0 42' Celiscak
2:1 58' Gondzic
2:2 80' Piskor

【順位】
[優勝決定リーグ]
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点63)、2位…リエカ(55)、3位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(40)、4位…オシエク(35)、5位…ハイドゥク・スプリト(33)、6位…カメン・イングラッド(32)

[降格決定リーグ]
7位…プーラ・スターロ・チェシュコ(38)、8位…ザグレブ(34)、9位…チバリア・ヴィンコヴチ(29)、10位…スラヴェン・ベルーポ(27)、11位…インテル・ザプレシッチ(26)、12位…メヂムリエ(24)

【得点】
18ゴール…ダ・シルヴァ(ディナモ)
17ゴール…ボシュニャク(ディナモ)
12ゴール…ベンコ(ヴァルテクス)、ヴグリネツ(リエカ)、シャルビーニ(リエカ)

【アシスト】
9アシスト…ダ・シルヴァ(ディナモ)
8アシスト…モドリッチ(ディナモ)
7アシスト…ブリャト(ディナモ)、シャリッチ(リエカ)

【第25節 4月2日】

前節でリエカに敗れたディナモはオシエクと対戦。
これまでの破壊力は鳴りをひそめ、チーム全体が低調気味です。この試合は両方が攻め合う展開となり、9分にディニャール、21分にミラスのシュートをディナモのGKトゥリーナが飛びついてセーブします。それからはディナモが攻撃する展開に。36分、ゴール前の混戦からダ・シルヴァのシュートはGKスケンデルに止められ、こぼれたところをボシュニャクが蹴り込むもゴールラインに立ったMFデダイが壁となり、弾かれたのボレーでモドリッチが狙うもののクロスバーを越えました。これが現在のディナモの象徴するシーンでありました。後半はディナモがどれだけ攻めてもGKスケンデルが盾となってゴールを割ることができず。スコアレスドローに終わってしまいました。

リエカは5日のカップ戦準決勝のため主力を温存。それによりウィンターブレークに移籍した元ドイツ代表FWのフレディ・ボビッチが先発出場し、17分にリニッチが左から折り返したボールを叩き込んでクロアチア・リーグ初ゴールを決めています。また加入したばかりの元湘南ベルマーレのMFゴラン・ルビールも90分間良いプレーを見せております。
その一方でリエカとカップ戦を戦うハイドゥク・スプリトはアウェーでヴァルテクスに0-2と完敗。ヴァルテクスはDFイプシャが1部では初ゴール、更に2点目を決めております。

[優勝決定リーグ]
Osijek - Dinamo Zagreb 0:0

Rijeka - Kamen Ingrad 3:0
1:0 17' Bobic
2:0 29' Novakovic
3:0 77' Novakovic

Varteks Varazdin - Hajduk Split 2:0
1:0 12' Ipsa
2:0 21' Ipsa

[降格決定リーグ]
Cibalia Vinkovci - Pula Staro Cesko 0:0

Slaven Belupo - Inter Zapresic 1:1
0:1 53' GOndzic
1:1 82' Mumlek (PK)

Zagreb - Medimurje 1:0
1:0 74' Bartolovic

【第24節 3月25日】

Zilic 首位ディナモ・ザグレブは2位リエカとホームのマクシミール・スタジアムで対戦しました。
既に勝点差13で引き離しているディナモにとっては、リエカに引導を渡す試合となります。6分、モドリッチがマーカーをかわして中央20mの距離からミドルシュートを放ち、GKジリッチを弾いたところをエトーが押し込んでディナモが先制。しかし20分、リエカのレンドゥリッチの左のグラウンダークロスをDFドルピッチがクリアし損ねてオウンゴール。1-1に追いつかれます。
それからはディナモが幾らゴール前に攻め込んでも、リエカのGKジリッチ(写真)が何度もスーパーセーブ。耐え抜いたリエカは中盤でパスが繋がらなくなったディナモをカウンターで襲うようになり、86分、シャリッチが右サイドを突破すると無人のファーサイドへ折り返し、そこにヴグリネツが飛び込んでシュートを決めて逆転に成功。2-1でリエカが勝利し、ディナモの優勝ムードに冷や水を掛けました。試合後にディナモのズドラヴコ・マミッチ副会長が激怒し、ヨシップ・クジェ監督を公で批判。それまで良好とされていた両者の関係が冷めつつあります。

[優勝決定リーグ]
Dinamo Zagreb - Rijeka 1:2
1:0  6' Etto
1:1 20' Drpic (own goal)
1:2 85' Saric

Hajduk Split - Osijek 3:0
1:0 62' Jelavic
2:0 67' Jelavic
3:0 69' Kranjcar

Kamen Ingrad - Varteks Varazdin 0:1
0:1 26' Jolic

[降格決定リーグ]

Inter Zapresic - Cibalia Vinkovci 4:3
0:1  6' Zgela
1:1  8' Jese
2:1 12' Karic
2:2 20' Tadic
2:3 56' Knezevic
3:3 65' Karic (PK)
4:2 86' Skulic

Pula Staro Cesko - Zagreb 4:1
0:1 49' Bartolovic
1:1 58' Halilovic
2:1 65' Lukunic
3:1 82' Pamic
4:1 90' Babic

Medimurje - Slaven Belupo 3:4
1:0  7' Kresinger
1:1 10' Dodik
2:1 45' Kresinger
2:2 52' Dodik
2:3 62' Mumlek
2:4 69' Pejic
3:4 90' Racki

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