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2006年6月27日 (火)

移籍情報

ワールドカップでの失敗を受けて、クロアチア選手への関心は低くなっております。
ボバンやヤルニなどの代理人を務めたことで知られるマルコ・ナレティリッチ氏は
「移籍に関する価格はいつも話し合えるが、問題なのは市場が選手を求めるか否かだ。サッカー市場はクロアチア人に背を向けてしまった。クロアチアのワールドカップ敗退後、ケースにはよるが30~70%の価格が下がったと言えるだろう。」
と語っているほどです。そんな状況下でのクロアチア選手の移籍話をまとめてみました。

Niko MFニコ・クラニチャール(21・写真)はワールドカップで評価と市場価値を下げた一人。一時期はリヨンだのバイエルンだのと騒がれていましたが、常に関心を持っていたオランダのヘーレンフェーンまでオファーを取り下げる始末。最近ではナポリの移籍金280万ユーロの移籍を拒否し、続いてプレミアシップのヴィガンがオファーを出していると言われているものの、ニコの代理人を務めるジュグル弁護士は具体的なオファーは一つも届いていないと明言しています。

ワールドカップ直前にMFニコ・コヴァチ(34)が「オーストリアのチェルシー」ことレッドブル・ザルツブルクと年俸50万ユーロでサイン。コヴァチはヘルタ・ベルリンから契約延長が提示されず、自由契約選手として移籍します。
またバイヤー・レバークーゼンのMFマルコ・バビッチ(25)もレッドブル・ザルツブルクが獲得寸前まで来ており、年俸70万ユーロでサインすると言われています。
同じく大会直前にディナモ・ザグレブのFWイヴァン・ボシュニャク(26)がベルギーのヘンクと3年+1年オプションで契約。移籍金は150万ユーロ、年俸は40万ユーロとされています。

ボシュニャクを放出したディナモですが、昨季にリエカで復活を遂げた元代表FW/MFダヴォール・ヴグリネツ(31)を獲得しています。ヴグリネツは国外から良いオファーがあったものの敢えてディナモを選びました。
またハイドゥクからはU-21代表MFマリオ・グルグロヴィッチ(21)を獲得。元々、ディナモ副会長ズドラヴコ・マミッチの経営する代理人企業がマネージメントしている選手ということもあって、ライバルチームへの移籍もすんなりと行きました。契約は5年間です。

Ninobule1 ヴグリネツに続き、元ドイツ代表MFフレディ・ボビッチも退団したリエカは、元ガンバ大阪のFWニーノ・ブーレ(30・写真)の獲得が秒読みとされています。またカイザースラウテルン所属のMFミハエル・ミキッチ(26)やハイドゥク所属のFWドラガン・ブラトニャク(25)もリエカ移籍の可能性が出ています。
ドイツ3部アーヘンに所属する元代表FWマリヨ・マリッチ(29)にもオファーを出していましたが、アーヘンのFWに怪我人続出したためにチームに残って2部昇格争いを目指すことを口にしています。

ハイドゥク・スプリトはオシエクと契約が切れたMFヨシップ・バラティナッツ(27)を2年契約で獲得。今年2月のカールスバーグカップで代表初キャップとなったバラティナッツですが、今年の冬にオシエク→ハイドゥクの移籍が80万クーナ(約1600万円)で一度は合意。しかし、韓国からのオファーにバラティナッツが揺れたために御破算となり、その後オシエクとの契約延長を拒否したためにチームで半年間干されるはめになっていました。

スペイン2部のレイダ所属のFWマテ・ビリッチ(25)がラピッド・ウィーンに移籍することになりました。ハイドゥク育ちの彼は2002年に200万ユーロでサラゴサに移籍し、以後はアルメリア、スポルティング・ヒホン、コルドバ、レイダとスペイン二部を渡り歩いていました。

監督の動きとしてはハイドゥク・スプリトがゾラン・ヴリッチを2年契約で招聘。昨季にチームを建て直したルカ・ボナチッチが継続して仕事をするものと思われましたが、シーズンが準備が始まる直前に辞任を発表。ヴリッチはハイドゥクのユース校長の仕事をする予定だったものの、またして監督として迎えられることになりました。

また1998年ワールドカップ3位の代表監督として知られるミロスラフ・ブラジェヴィッチ氏は、今季からNKザグレブの監督に就任します。

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コメント

長束さんお疲れ様です。
今日もクロアチアニュース楽しく読ませていただいております。

それにしても、クロアチアの選手たちも30%~70%の市場価値減額されてたんですね。(彼らがそれなら、ワールドカップでワースト4位に評価された日本の選手たちはいったい・・・)


ニコ・コヴァチほどの選手が34という年齢とはいえ、たったの年俸50万でサインし、その際ヘルタ・ベルリンから契約延長が提示されずに、自由契約選手としての移籍だったというのには驚きました。

来てくれるかわからないけど、彼のような優秀なクロアチアの戦士こそ日本で見たいものです。

投稿: 愛読者18号 | 2006年6月28日 (水) 00時11分

初めてコメントします。
私はワールドカップで初めてクロアチア代表に興味を持ちました。ニコ・コバチの主将っぷりは本当にかっこよかったし、クラニチャルもプルショもスルナも・・・。見どころが多かったクロアチア代表でした★もちろん、これからも応援します。
ニコ・コバチ、日本に来てくれないかな~~~。日本で彼の姿を見たいです。

投稿: kaoru | 2006年7月 2日 (日) 19時28分

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