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2006年6月24日 (土)

オーストラリア戦後のコメント

オーストラリア戦のあとのクロアチア側のコメントをまとめましたので掲載します。
国内では不甲斐ない戦いぶりに、随分と怒りの声が上がっております...。ラジオを聞いてましたが、中学生ぐらいの子供が「昨日の放送でオシムが言ったことはもっともだ。オシムをクロアチア代表の監督にすべきだ」なんて意見を言ってました。日本と同じですね(笑)

ズラトコ・クラニチャール監督
「選手達は自分の持つ力の全てをだしてくれた。引き分けが妥当だったのか私はまだ解らない。オーストラリアが同点に追いついたPKを与えたシーンの映像を見てないからね。多くの人が二点目のシーンはオフサイドがあったと言っている。ダイナミックかつ激しいプレーをし、二度に渡ってリードをした。トゥドールが決定機を決められなかったのは残念だ。
私のビジョンはピッチでボールとシチュエーションをコントロールするというものだった。しかし1-0となった時、選手達は自発的にゴールから35mの位置まで引いてしまった。そんなことは私は望んでいなかっただけに、途切れることなく選手達には前へと向かうよう指示したんだ。
(主審のグラハム・ポールについて)
審判とジャッジについてはコメントしたくない。キューエルのゴール場面で審判は私たちを壊してしまったとだけ思っている。
(オーストラリアについて)
オーストラリアは私を驚かすことはなかった。日本との引き分けが決勝トーナメント進出を台無しにしてしまったんだ。
(選手交替について)
ニコ・クラニチャールはスペースをコントロールすることができなくなり、彼の背後を突かれてしまった。だからイェルコ・レコを投入したんだ。オリッチは疲れていたのでモドリッチが入った。
(契約延長に関して)
それにはもうサインした。貴方たちが心配しなくてもよい。」

マルコ・バビッチ
「私たちが成功しなかったことはもちろん大きな失望だ。二度に渡ってリードしながら、最後の目標まで到達できなかった。オーストラリアは素晴らしいプレーをしていたし、彼等が勝ち進むのに値していただろう。
(君はシステムの犠牲になったと感じてないか?の質問に)
もちろん。しかし今はそれについて聞かないでくれ、お願いだから。」

ニコ・コヴァチ
「二度に渡ってリードして、二度に渡ってリードを失った。それは失望だよ。相手のロングボールを解決することができず、私たちが足でキープすることもできなかった。自分達のプレーに関して同意できないことはたくさんあるし、私はあんなプレーが好きではない。しかし、それについては黙っておく方がいいだろう。
もちろんサッカーを少しでも理解している者は、私が何について話しているか理解するはずだ。しかし私はそれについて話したくないし、決して話すつもりもない。それは永遠に私の心に留めて置くことだ。
(これで代表とはお別れか?との質問に)
いや、それについて今は考えたくない。休暇を取って落ち着いたら、どうするか決めることだろう。今、最終決定を言うことはできないよ。」

イヴァン・クラスニッチ
「5分だけプレーした。解らないよ。二度もリードしておきながらね。それでは十分じゃなかったことが目の当たりとなった。オーストラリアは試合を押し、ゲームを支配し、単純に私たちは耐えられなかった。悲しいけど泣かないよ。先へと進もう、きっと良くなるはずだ。」

ルカ・モドリッチ
「悲しいし、嘆かわしいよ。ネガティブな感情でいっぱいだ。今は終わったから家に戻るだけ。現時点では私たちのプレーに関して議論する状況にない。リードした時に余りにも引いてしまったと言うことしかできない。
(ワールドカップでもっとプレー時間が得られたはずか?との質問に)
自分の考えはあるけど、自分の中に留めておくよ。決める人は監督だから。」

イヴァン・レコ
「結果には失望している。試合で二度リードしておきながら、相手を生き返らせるなんて最悪だよ。ハイボールで攻めて来ると知っていたのにね。残念だけど私たちは守ることに成功しなかったので、家へと戻らねばならない。」

スティペ・プレティコサ
「このような敗退のあと満足することなど見つけられるものじゃないよ。私たちは決勝トーナメントに値したと思っている。アリバイはないけど、リードした後にもっと良い反応ができたはずだ。オーストラリアが攻撃してくることは解っていたし、どんなプレーをしてくるかはきちんと予想していた。しかし、彼らを20~25mの辺りで止める方法を見つけられなかった。なぜ私たちが引いてしまったのか解らない。
(今の気分は?との質問に)
どんな気分になれるっていうんだ。悲しいし、失望している。グループリーグで敗退するのはこれでもう3度だからね。」

ダリヨ・スルナ
「悲しい、悲しい、悲しすぎるよ.....。いつも同じ話が繰り返されるのは知っている。私たちには運も欠けていたし、もっとやれたはずだ。けれどもオーストラリアが私たちにプレッシャーをかけ、二度のリードのあとは常に吊り上げられた。最後には陥落したけど、絶対に私たちは自分の持てる力は出したと思う。それは誰の目を見ても明らかだよ。サポーターは失望し、怒ることは解っている判っている。しかし私たちは極限まで本当に戦ったんだ。顔を上げよう。決勝トーナメントに進めなかった批判を味わうことは解っているよ。単に最後まで耐えることができなかったんだ。」

ニコ・クラニチャール
「私が浸っている感情を表現することは楽ではない。悲しみと嘆き、失望が折り重なっている。なぜリードした後に二度も引いてしまったのか解らない。
(ワールドカップにおける採点は?の質問に)
平均点だよ....。二試合に勝てることはできたが、私たちは勝てなかった。ちょっとした運も私たちには欠けていたのだろう。それとは別にして、オーストラリアの2点目はオフサイドだと思う。」

イゴール・トゥドール
「最後は全てが失望へと変ってしまった。リードしたチームが引くのは普通だが、私たちは余りにも引きすぎてしまった。オーストラリアはそのチャンスを利用し、二度に渡って敗者から勝者へと姿を変えた。私たちが成功しなかったのは残念だ。聞いた限りでは二点目はオフサイドらしいけどね。」

スティエパン・トマス
「何を言ったらいいか解らない。グループリーグの3試合のあと、決勝トーナメントに私たちが進む必要があったと確信している。しかし、家へと戻らねばならない。私たち誰もが辛い気分だよ。
(なぜ二度もハンドしたのか?の質問に)
本当に解らない。瞬間的に集中が欠けたのか、ブラックアウトなのか、良くしようという気持ちが大きすぎたのか....。誰がそれを知るというのかね。私は最高のプレーをしたかったのに、あのようなことになってしまった。おそらく長くプレーしてなかったこともあるのだろう....。
(代表の将来は、そして貴方のステータスは?の質問に)
解らない。それについて話すのは早すぎる。今は私にとって話をするだけで悲しいよ...。」

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コメント

お疲れさまです。10チャンネルの日曜の夜のサッカー番組のクロアチア情報は日本人のクロアチアサポーターには、とてもありがたかったです。本当にありがとうございました。これからも頑張ってください。
マスコミの報道について質問があるんですけど・・・・・
日本では、国営民放どのテレビを観ても「日本は予選突破できる」と言ってました。崖っぷちのブラジル戦の直前でもコメントは皆さん口を揃えたかの様に「2点差以上で勝てる。勝ちます。」と言ってました。 テレビを観ている側としては<報道してる側の本音>が聞きたい。と、ずっと思ってました。  日本のテレビに出演しているから「本音を言えない」と言っている解説者がいましたが

投稿: にこにこ・コバチ | 2006年6月24日 (土) 16時45分

        続きデス
日本以外の国のテレビ局でも同じなのでしょうか?私としては、98年フランス大会のラモスさんの様な本音のコメントが聞きたいのですが・・・日本とクロアチア(ヨーロッパ)の報道の違いなどを教えていただきたいのですが。  よろしくお願いします。

投稿: にこにこ・コバチ | 2006年6月24日 (土) 16時57分

>にこにこ・コバチさん
温かい言葉、ありがとうございます。
質問の回答ですが、ブラジル前に「もうチャンスはありません」とはテレビ的に口が裂けても言えないからでしょうね。私が出演した番組の中も"言わされている"台詞はありましたから(苦笑)

クロアチアのテレビ局の番組作りは気負いはない分、何もかもあからさまですね。ただ、本音を語るにもネガティブよりはポジティブなことを語ろうと出演者はすると思いますよ。暗い番組になっては仕方ないですからね。

投稿: 長束恭行 | 2006年6月25日 (日) 20時28分

そうですよね。いくら本音で言っても出演してる人がみんなで下を向いている番組なんて、あまり観たくないですね。        質問にこたえていただいて、ありがとうございました。これからも日本では、わからないクロアチア代表の情報をよろしくお願いします。 長束さんとクロアチア代表を日本から応援しています。

投稿: にこにこ・コバチ | 2006年6月26日 (月) 23時22分

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