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2006年6月 7日 (水)

親善試合「クロアチアvs.ポーランド」ほか

5月31日にドイツ入りし、ハノーバー、ヴォルフスブルクを経て現在はジュネーブへと来ています。
仕事の関係上でブログの更新が遅れてしまっていますが、遡って記事をまとめます。

P1100769 6月1日のハノーバー空港を経てヴォルフスブルク入りしたクロアチア代表一向でしたが(写真はクラニチャール監督)、この日に食べたクレームシュニテ(カスタードケーキ)が原因とされるウイルス性の病気が蔓延。オリッチ、バラバン、シミッチが2日の練習を休み、シェーリッチが練習を早退。夜にはプルショ、トマス、ディドゥリツァが発症しました。とりわけ吐き気と下痢の症状が酷かったらしく、私はヴォルフスブルクではクロアチア代表と同じホテルだったのですが、上記の選手達は見るからに気分が悪そうでした。

そんな状況で6月3日、ヴォルフスブルクのフォルクスワーゲン・アレーナで親善試合「クロアチアvs.ポーランド」を迎えました。ニコ・コヴァチはイラン戦で負った太股と背中の怪我、トゥドールが長男誕生のため特別休暇を貰っていて欠場。回復の兆しにあるシミッチとオリッチは先発出場しました。回復傾向にあるブティナ、そして左膝を痛めていたシムニッチも復帰しています。
スタメンは(3-4-1-2)は以下のようです。

一方のポーランドのスタメン(4-2-3-1)は以下のようです。
GKボルツ-DFバシチンスキ、ヨプ、ボンク、ジェブワコフ-MFソボレフスキ、ラドムスキ-スモラレク、シムコヴィアク、クルジノヴェク-FWジュラフスキ

P1100824_1  クロアチアはゲームを支配するものの、得意のサイド攻撃をポーランドの組織だったディフェンスに防がれ、中央攻撃ではパスミスの連続。アルゼンチン戦では機能したクラニチャール-モドリッチのコンビも歯切れが悪く、またヴラニェシュも簡単にボールを奪われてポーランドにカウンターの形を作られてしまいました。またオリッチもいつものようなスプリントが見られず、好調なクラスニッチにゴールチャンスとなるボールも届きませんでした。
22分、クラニチャールから放った35mの左FKからゴール前でシミッチが合わせたもののGKボルツがセーブ。弾かれたボールにモドリッチが詰め切れませんでした。26分、スモラレクと左右のポジションを変えていたクルジノヴェクが中央に切れ込んで強烈なミドルシュートを放ちますが、これはGKブティナの正面。
42分、スルナの右30mの位置からのFKはGKボルツの手に触れたのち、クロスバーに叩かれます。44分にはクラニチャールが右サイドからドリブルでソボレフスキをかわしてシュートを放ちますが、ボールは枠を捕らえきれませんでした。

後半頭から、オーストリア戦とイラン戦で出場機会を得られなかった選手も投入。初めて代表でモドリッチがトップ下に入る以下の布陣となりました。
GKプレティコサ-DFシミッチ、コヴァチ弟、シムニッチ-MFブリャト、ヴラニェシュ、イヴァン・レコ、バビッチ-モドリッチ-FWボシュニャク、クラスニッチ
レコが中央でボールを落ち着かせ、左右に散らせることで中盤も安定します。49分、レコから縦パスがボシュニャクに通るものの、右足のシュートはポスト左に逸れていきます。
けれども先制したのはポーランドでした。53分、ジュラフスキの左CKにファーサイドでフリーだったスモラレクがヘディングシュートを叩きつけてゴールを奪います。60分にもクルジノヴェクのお膳立てでスモラレクがシュートを放ちますが、ボールはバーの上へ。
クロアチアは64分、ブリャトの右からアーリークロスを入れますが、ボシュニャクのヘディングシュートは再び枠を捕らえられず。72分、モドリッチが左から中へとスライドして放ったシュートはDFに止められ、ロスタイムに途中交替のバラバンがミドルシュートを放つもののGK正面。それ以外には大きな見せ場もなく0-1と敗れてしまいました。

クロアチア代表のクラニチャール監督は
「私たちが試合を通して支配していたのは事実だ。オーガナイズされた上、辛抱強さを持っての素晴らしいプレーを私たちはやれた。チャンスは作ったものの決めることができなかった。私たちはオーストリア戦、イラン戦、ポーランド戦のために準備してきたわけではないし、この次のスペイン戦のために準備しているのではない。あくまでブラジル、日本、オーストラリア戦に向けての準備だ。本大会では準備が出来ているし、ドイツから帰国するのは早くとも6月28日(決勝トーナメント1回戦)だと信じている。」
とコメントしています。

P1100860 クロアチア代表は4日にフルーダという町でクロアチア・オールスターチームと対戦。試合は5-0でクロアチア代表が勝利しました。チャリティの意味合いもあった試合でしたが、観客は予想を下回る5000人ほど。オールスターチームには、元クロアチア代表のトミスラフ・マリッチや元ドイツ代表のフレディ・ボビッチらもプレーしました。
試合後、同日にバート・ブリュッケナウに到着したクロアチア代表は5日午前はランニングとフィットネスの軽めのメニュー。夕方にはバート・ブリュッケナウでの歓迎式典に参加し(写真)、夜にはニュルンベルクに移動して宿泊。6日にニュルンベルクからチャーター機でジュネーブ入りし、7日のスペイン戦を迎えます。

スペイン戦に挑むクロアチア代表のスタメンは以下のように発表されています。
GKプレティコサ-(右から)DFシミッチ、コヴァチ弟、シムニッチ-MFスルナ、トゥドール、コヴァチ兄、バビッチ-クラニチャール-FWクラスニッチ、プルショ

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コメント

テスト試合が多すぎて疲労が心配されるむきもあります。
実際選手達のコンディションはどうなんでしょうね。

投稿: くらげ | 2006年6月 7日 (水) 21時45分

守備陣に関してですが、予選時の元の3バックの右トマス、真ん中コバチ弟、左シムニッチに戻してほしいと思うのは僕だけでしょうか。個人的には右DFはシミッチよりトマスの方がいいと思うのですが。予選の時には凄く安定して安心して見られたのですが。

投稿: ボクシッチ | 2006年6月 9日 (金) 05時17分

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