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2006年8月24日 (木)

ディナモ・ザグレブ、アーセナルに逆転負け

8月23日、チャンピオンズ・リーグ予備戦3回戦の第2戦「アーセナルvs.ディナモ・ザグレブ」がエミレーツ・スタジアムで行われました(観客58,418人)。

Eduarホームで初戦を0-3で落としたディナモは背水の陣ながらも怪我人が続出。ノヴォトニー、ヴグリネツ、チャレ、チャゴといったレギュラー陣に加えて、ブリャトも怪我上がりのためスタメンを外れました。布陣は主将マミッチをリベロに置いた1-3-4-2。
GKトゥリーナ-DFマミッチ-ドルピッチ、チョルルカ、ツビタノヴィッチ-MFヴコイェヴィッチ、モドリッチ、アギッチ、カルロス-エドゥアルド、エトー
一方のアーセナルはプレミアシップ開幕戦でアストン・ヴィラとドロー。疲れのあるアンリをベンチに温存。また怪我をしているロシツキーも外れました。スタメン(4-4-2)は以下のよう。
GKアルムニア-DFエブエ、コロ・トゥーレ、ジュールー、ホイト-MFフラミニ、ファブリガス-フレブ、リュングベリ-FWアデバヨール、ファン・ペルジー

普段は右SBや右MFを担当するエトーをFWへと上げたクジェ監督の采配が当たります。1戦目とは違ってアグレッシブな立ち上がりを見せたディナモは12分、エドゥアルド(写真右)とのワンツーで左サイドを突破したエトーがペナルティエリア中央へと飛び込んだエドゥアルドへパス。コロ・トゥーレがスライディングでパスカットに入るものの、足に触れたボールがエドゥアルドの足元へ。エドゥアルドはそのまま左足を振り抜くと、GKアルムニア(写真左)がセーブできぬままボールは右ネットへと突き刺さり、ディナモが先制に成功します。
アーセナルは失点ののち直ぐに立て直し、速いパス交換でゲームをコントロール。23分、GKトゥリーナがCKの処理ミスでゴールを空にすると、ボールを拾ったファン・ペルジーがシュート。ボールはDFドゥルピッチに当たったのち、クロスバーに弾かれてしまいました。その3分後にもファン・ペルジーがペナルティエリア右で絶妙なフェイントを見せてGKと一対一。しかしトゥリーナが足一本でシュートを止めました。30分にもリュングベリがGKと一対一となるも、トゥリーナがセーブに成功します。
ディナモも32分、エドゥアルドとのコンビネーションでペナルティエリア手前からモドリッチがシュートするも、ボールはポストを逸れます。防戦一方は初戦と変わらないものの、エドゥアルド、モドリッチ、エトーは強豪相手でもやっていけるのを示しました。

後半最初のディナモはより積極的に仕掛けようとするものの、一人一人の技術に優れるアーセナルがゲームを支配。52分にペナルティエリアでマミッチが処理に失敗すると、ボールはフリーのアデバヨールに。しかし彼のシュートはクロスバーを大きく越えていきます。
Framini 65分、そのアデバヨールに代えてヴェンゲル監督はアンリを投入。それでもよく守っていたディナモ守備陣ですが、集中力が切れてきた78分、ファン・ペルジーの右サイドからのFKにリュングベリがヘディングで合わせて同点に追いつかれます。更にロスタイム、途中交替で入ったウォルコットが右サイドからグラウンダーのクロスボールを入れると、3人のDFは誰一人カットしようとせずファーサイドのフラミニに。フラミニ(写真中央)があっさりと決めてアーセナルが終了間際で2-1と逆転に成功しました。アーセナルの2勝、トータルスコア5-1で、ディナモのチャンピオンズ・リーグ敗退が決まりました。

試合後、ディナモのクジェ監督は
「トータルでポジティブな結果を実現するなんて幻想を抱かず、私たちはロンドンへとやってきた。ザグレブでの初戦の印象を修復しよう、攻撃的にプレーしようという意欲的な目標を持っていたんだ。立ち上がりは素晴らしく、1-0とリードできた。しかし後半は中盤にボールが繋がらず、個人技で打開を図ったり、結果を繋がらないロングボールに頼ってしまった。とはいえ、2点目も奪えるような瞬間もあったけどね。負けたとはいえ、私たちとっては素晴らしい経験となった。UEFAカップの予選でこの経験は助けとなるだろう。」
とコメントしています。
またアーセナルのヴェンゲル監督は
「思うにディナモは初戦で余りにも私たちをリスペクトしすぎていた。素晴らしいテクニックを持った良いチームだが、スピードが足らないね。あのように早いゴールを奪われると取り戻すのが難しい。けれども私たちはゲームをコントロールできたし、成功と勝利に値すると思う。」
と語っています。

ディナモ・ザグレブはUEFAカップに回ります。25日に予選の組み合わせが発表。9月14日・28日にホーム&アウェーで試合が行われ、予選を突破するとグループリーグに進めます。

リエカはスペイン人MFイェスス・ガルシア・ゴンザレス・トニート(29)と22日に一年契約を結びました。トニートはスポルティング・リスボンやボアヴィスタでプレー経験があり、昨季は古巣のスペイン二部テネリフェでプレー。リエカは昨季に活躍した右ウィンガーのイゴール・ノヴァコヴィッチをトムスク(ロシア・リーグ)に売却していただけに、右ウィンガーを最も得意とする選手。トニートは最適な補強となります。デビューは土曜日のハイドゥク・スプリト戦となる見込みです。

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