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2006年8月 1日 (火)

クロアチア・リーグ開幕

クロアチア・リーグが開幕し、7月29・30日に第1節が行われました。
昨年までは二回戦総当り→優勝決定リーグと降格決定リーグに別れて二回戦総当りの32節で行われましたが、モチベーションの低い消化試合が発生することへの批判が多く、今季は三回戦総当りの33節で行われます。22節までの結果をベースに23~33節の日程が組まれ、22節まで1~6位のチームは1試合多くホームで試合を行うことができます。

Novotny 昨季のリーグ王者、ディナモ・ザグレブはスラヴェン・ベルーポと対戦。ドイツ代表DFノヴォトニー(写真)がディナモの一員としてデビューするとあって観客増が期待されたものの、バカンス・シーズンとテレビ放映が重なって約8000人に留まりました。
ゴール前を固めるベルーポに対してディナモは攻めあぐね、16分にはカウンターからベルーポのヴルチーナがポストにシュートを当てるというピンチすら迎えます。37分、ペナルティエリア右でキープするDFクリスティッチからFWエドゥアルドがボールをカットし、センタリングからヴグリネツが押し込んでようやくディナモが先制します。
普段ならば右サイドでSBエトーとMFブリャトのコンビネーションを多用するのですが、ノヴォトニーがセンターバックに入ったことでチョルルカが右SBへ、エトーが右MF、ブリャトが左MFとポジションチェンジしたことが機能しない一因でありました。後半もいつもの厚い攻撃は鳴りをひそめ、無得点のまま1-0で終わっております。

ゾラン・ヴリッチが再び指揮官に就任したハイドゥク・スプリトは、アウェーでメジュムリエと対戦。昨季は5位と低迷したハイドゥクはバラティナッツ(←オシエク)、ムサ(←ベルーポ)の獲得で中盤を強化。また移籍先が決まらないクラニチャールも出場しました。
この試合で活躍したのは36歳のハイドゥクGKバリッチ。23本のシュート(うち枠内12本)を浴びながら無失点で守りきり、ハイドゥクはたった2本の枠内シュートを共に決めました。8分にクラニチャールから右スペースへ走り込んだバルトロヴィッチにパスを通し、折り返しをイェラヴィッチが決めて先制。また68分にはバラティナッツがゴール前に放り込んだボールをブシッチが器用に叩きこんでいます。

スーパーカップ敗北、UEFAカップ予備戦敗退と苦しいスタートとなったリエカは、チバリアに前半で1-3とリードされながら後半に大逆転に成功。4点目を決めたのが元湘南のルビールでした。
またチーロ・ブラジェヴィッチ率いるザグレブもカメン・イングラッド相手に勝利発進。カメン・イングラッドは元市原のムイチンが負傷退場したことで流れを失ってしまいました。ザグレブで活躍したのは元セレッソで古巣に戻ったばかりのロヴレク。2点目を叩きこみ、Sportske Novostiでは今節の最優秀選手に選ばれています。

Medimurje - Hajduk 0:2
0:1 - Jelavic (8.)
0:2 - Busic (69.)

Sibenik - Osijek 1:2
0:1 - Smoje (20.)
1:1 - Guc (33.-PK)
1:2 - Barisic (62.)

Kamen Ingrad - Zagreb 1:3
0:1 - Mandzukic (31.)
0:2 - Lovrek (67.)
1:2 - Sivonjic (69.)
1:3 - Jurendic (88.)

Dinamo - Slaven Belupo 1:0
1:0 - Vugrinec (37.)

Cibalia - Rijeka 3:4
0:1 - Bolic (7.)
1:1 - Zekic (12.-PK)
2:1 - Jukan (35.)
3:1 - Bagari? (39.)
3:2 - Tkalcevic (53.)
3:3 - Ah.Sharbini (84.)
3:4 - Rubil (85.)

Pula - Varteks 1:1
1:0 - Kopric (9.-OG)
1:1 - Vukman (14.)

Butina_1 クロアチア代表GKのトミスラフ・ブティナ(32・写真)が代表チームからの引退を表明しました。
「国家のユニフォームにおける私のミッションは終わったよ。クロアチアに私が与えるものはないと結論づけたんだ。私が助けることはないと見ているしね。代わりは簡単に見つけるだろう。」
とコメント。プルショに続いての代表引退にサッカー協会会長マルコヴィッチもブティナを説得したものの、
「会長のことは評価している。説得するために全てを出してくれた。努力には感謝している。でも私はサッカー選手としても人としてもアピールすることに成功しなかったんだから。私はチームに欠かせないダド・プルショのような存在ではない。事実、私はもう必要ではないんだよ。プレティコサ以外にも、ディドゥリッツァ、トゥリーナ、ルニェ、ガリノヴィッチがいる。ラパイッチ、モルナル、ロッソといった私と同世代の選手達がチームにいないことは、代表引退するにしても幾分と楽だよ。ただ、ルームメイトのオリッチやコヴァチ兄弟、シムニッチといった素晴らしい仲間と集まることがないのは残念だけど....」
と語っています。ブティナは日韓ワールドカップ、ユーロ・ポルトガル大会、ドイツ・ワールドカップで代表メンバーとして名を連ね、28試合に出場。今季にクラブ・ブルージュからオリンピアコスに移籍しています。

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