クロアチア・リーグ第6節
クロアチア・リーグ第6節が9月10日に行われました。
首位ディナモ・ザグレブはホームでカメン・イングラッドと対戦。
ロシア戦でプレーした3人のうち、モドリッチとチョルルカをベンチに温存、エドゥアルドはアンデルソンと2トップを形成しました。クジェ監督はオーゼールvs.モナコ戦視察のため、アシスタントコーチのムステダナギッチがこの試合も指揮しております。
ディナモが常に主導権を握り、19分にヴグリネツのCKをファーサイドのエドゥアルドがヘディングで折り返すと、アギッチ(写真上・写真下は元ジェフのMFムイチン)がゴール前でボレーシュートを決めてディナモが先制。カメン・イングラッドは59分にDFボジッチがエトーを倒して二枚目のレッドカードを貰うと、その2分後にディナモはヴグリネツのFKからドルピッチがヘディングシュートを決めて2-0。開幕6連勝を果たしています。
ディナモに併走するハイドゥク・スプリトはアウェーでスラヴェン・ベルーポと対戦しました。
クラニチャールがポーツマスに移籍しましたが、新加入のMFツァレヴィッチとDFジヴコヴィッチがスタメン出場。合同練習が2日ながら二人ともチームにフィットし、Sportske Novosti紙の採点でもチーム最高の7を揃って得ております。
試合はアグレッシブに試合を進めたハイドゥクが優位に進め、36分にFWイェラヴィッチが倒されて得たPKをツァレヴィッチが決めて1-0で勝利しています。ハイドゥクにとってアウェーにおけるスラヴェン・ベルーポ戦の勝利は実に9年ぶり。ハイドゥクも開幕6連勝でディナモと首位に並んでおります。
開幕以前はディナモと優勝争いをすると予想されていたリエカは、ロスタイムにPKを決められてヴァルテクスに1-2と敗北。これで4連敗となり、8位に転落してしまいました。次節の結果次第ではスコチッチ監督の更迭も有り得ると言われております。
全試合の結果はこちら。
Slaven Belupo - Hajduk Split 0:1
0:1 36' Carevic (PK)
Pula - Medimurje 3:0
1:0 54' Lozo
2:0 73' Halilovic
3:0 76' Raic-Sudar
Dinamo Zagreb - Kamen Ingrad 2:0
1:0 19' Agic
2:0 62' Drpic
Osijek - Zagreb 1:1
0:1 58' Mandzukic
1:1 62' Milardovic (PK)
Sibenik - Cibalia Vinkovci 1:0
1:0 88' Kartelo
Varteks - Rijeka 2:1
0:1 45' Prisc
1:1 78' Jertec
2:1 90' Safaric (PK)
【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点18)、2位…ハイドゥク・スプリト(18)、3位…ザグレブ(13)、4位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(13)、5位…オシエク(9)、6位…シベニク(9)、7位…プーラ(8)、8位…リエカ(6)、9位…メヂムリエ(6)、10位…スラヴェン・ベルーポ(3)、11位…カメン・イングラッド(1)、12位…チバリア・ヴィンコヴチ(0)
【得点】
6ゴール…エドゥアルド(ディナモ)、ノヴィニッチ(ヴァルテクス)
4ゴール…ボリッチ(リエカ)、シャルビーニ(リエカ)、ルカビナ(シベニク)
3ゴール…ゼキッチ(チバリア)、リュボイェヴィッチ(ディナモ)、バルトゥロヴィッチ(ハイドゥク)、クラニチャール(ハイドゥク)、マンジュキッチ(ザグレブ)
【アシスト】
4アシスト…エドゥアルド(ディナモ)
3アシスト…クラニチャール(ハイドゥク)、クリジャノヴィッチ(チバリア)、シヴォニッチ(カメン・イングラッド)、モドリッチ(ディナモ)、ディニャール(オシエク)、モスタリッチ(オシエク)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント