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2006年9月27日 (水)

クロアチア・リーグ第8節

クロアチア・リーグ第8節が9月23日に行われています。
首位ディナモ・ザグレブは28日にUEFAカップ1回戦・対オーゼール戦を控えていることから、ホームでのリエカ戦を延期しております。

開幕7連勝中のハイドゥクはアウェーでオシエクと対戦。MFブラトニャク、Mムサを怪我で欠くハイドゥクは、ウルグアイ人のムニョスとボスニア・ヘルツェゴビナ人のダムヤノヴィッチを起用したものの、試合前にオシエク側が二人には労働ビザがないという不当性を主張。受け入れは認められず、二人はそのままピッチに立ちました。
普段のゆったりしたクロアチア・リーグでは見られない早めのテンポで試合は進みます。とはいえもお互い決定機を迎えられず、43分、モスタルリッチがGKバリッチの手中からパブリチッチが掻き出したボールを拾いシュートを決めたものの、その前のプレーが誤審によるオフサイドを取られて得点が認められません。
後半はハイドゥクが押し進め、54分にはバルトロヴィッチ、62分にはブシッチ、67分にはイェラヴィッチが好機を迎えるも、新たにクロアチア代表召集されたオシエクのGKスケンデルが好セーブで防ぎます。スコアレスドローが濃厚となったロスタイム5分、25mの位置でボールを持ったオシエクのヴィタイッチがGKの目の前でワンバウンドする正確なシュートをゴール右下隅に決め、オシエクが1-0の金星。ハイドゥクの連勝はストップ、この試合でオシエクの監督を辞任するイヴォ・シュシャクにとっては忘れられない勝利となりました。

ハイドゥクに土をつけるゴールを決めたMFヴィタイッチは元ハイドゥクの選手。また今節では、カメン・イングラッド戦で2得点を決めてプーラに勝利をもたらしたFWカリニッチ、ザグレブ戦の88分に決勝ゴールを決めたシベニクのFWブディミールは共にハイドゥクからレンタルされた若手FWということで、皮肉な形でハイドゥクの力が目立った一日でありました。

全試合の結果はこちら。

Slaven Belupo - Varteks Varazdin 3:2
1:0  4' Dodik
1:1 14' Jertec
2:1 42' Mumlek
2:2 69' Poldrugac(og)
3:2 75' Bosnjak

Pula - Kamen Ingrad 2:0
1:0 16' Kalinic
2:0 44' Kalinic

Medimurje - Cibalia Vinkovci 3:1
0:1 13' Bagaric
1:1 26' Piskor
2:1 58' Stefancic
3:1 81' Kresinger

Sibenik - Zagreb 1:0
1:0 88' Budimir

Osijek - Hajduk 1:0
1:0 90' Vitaic

Dinamo Zagreb - Rijeka (延期)

【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点21,-1試合)、2位…ハイドゥク・スプリト(21)、3位…オシエク(13)、4位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(13)、5位…ザグレブ(13)、6位…シベニク(12)、7位…プーラ(11)、8位…スラヴェン・ベルーポ(9)、9位…メヂムリエ(9)、10位…リエカ(7,-1試合)、11位…カメン・イングラッド(4)、12位…チバリア・ヴィンコヴチ(3)

【得点】
7ゴール…エドゥアルド(ディナモ)
6ゴール…ノヴィニッチ(ヴァルテクス)
5ゴール…ゼキッチ(チバリア)、シャルビーニ(リエカ)、ルカビナ(シベニク)

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