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2006年12月22日 (金)

12月のニュース

しばらくニュースが途絶えてしまい、申し訳ありません。遡って紹介します。

12月9日、延期されていたクロアチア・リーグ第15節メヂムリエvs.ディナモ・ザグレブ戦が行われました。
前半11分、初めてスタメン起用されたマケドニアU-21代表FWパンデフがエドゥアルドの左クロスに飛び込んで公式戦初ゴールを決めてディナモが先制すると、40分にはワンツーで縦に飛び出したヴグリネツがお膳立てしたボールをエドゥアルドがゴール。ディナモがあっさりと2点のリードを得ます。
主力4人を欠いたメヂムリエでしたが、後半になってディナモを苦しめました。44分、ダルモピルの右クロスにシュテファンチッチがヘディングで決めて1点差。更に69分、シュテファンチッチの右CKからブラトコヴィッチがヘディングで決めて同点に追いつきます。
勝越し点が欲しいディナモは長身DFのチョルルカを前線に置くスクランブル体勢。これが功を奏したのはロスタイム、エドゥアルドの前線へのロングボールをチョルルカがトラップすると、そのまま叩き込む決勝弾。ディナモが3-2で辛勝しました。これでディナモはハイドゥクとの勝点差を3へと伸ばし、単独首位でウィンターブレークを迎えることができました。

最終順位はこちら。

【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点47)、2位…ハイドゥク・スプリト(44)、3位…ザグレブ(31)、4位…シベニク(30)、5位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(27)、6位…メヂムリエ(25試合)、7位…リエカ(23)、8位…スラヴェン・ベルーポ(23)、9位…オシエク(22)、10位…プーラ(18)、11位…チバリア・ヴィンコヴチ(11)、12位…カメン・イングラッド(7)

また12月12日から17日にかけて、クロアチア一部リーグ12チームが参加する室内選手権が行われました。
Zagreb_1 今年で2回目なのですが、サッカー協会は各クラブがベストメンバーでプレーするよう義務づけました。ルールは1チーム6人、12分ハーフで行われます。
2グループに分けた1次グループで勝ちあがったのはシベニク、ディナモ、ハイドゥク、スラヴェン・ベルーポ、チバリア、ザグレブの6チーム。
そこから更に6チームによる2次グループで、まだ対戦してない相手と戦い、上位4チーム(ザグレブ、ディナモ、チバリア、シベニク)が勝ちあがります。
準決勝はザグレブvs.シベニク、ディナモvs.チバリアのカード。ザグレブは5-1、ディナモは5-2で圧勝したことで、決勝はザグレブ・ダービーとなりました。昨年の覇者であるザグレブは13分にマンジュキッチのゴールで先制するものの、3分後にマミッチがミドルシュートを決めて同点。勝敗はPKにゆだねられます。ディナモはブリャトとチャレがGKスケンデルに止められ、1本外したのみのザグレブが4-3で勝利。大会二連覇を果たしました。
優勝賞金20万クーナ(約420万円)はユースチーム育成のために使われるよう義務づけられています。
(写真はSport-net)

12月16日、クロアチア・サッカー協会で総会が行われ、ヴラトコ・マルコヴィッチ(69)が3期目の会長職に選出されました。立候補者は彼のみで、総会に参加した49人全員が彼に投票。1998年に会長に就任したマルコヴィッチは更に4年間、その職務につくことになります。

ヴァルテクス・ヴァラジディン所属のU-21代表コンビ、MFダリオ・イェルテツ(21)とDFニコラ・ポクリヴァチュ(21)の2人が来年からディナモに加入することがほぼ確実となりました。
Jertec_1イェルテツ(写真)はこのオフにフランス・リーグのルマンを訪れて交渉につき、移籍金+3年契約で総額200万ユーロのオファーを得たものの、本人はクロアチアに残ることを決心。またディナモとは今年8月、契約直前まで行きながらも本人がサインをためらったことで話 が流れてました。ハイドゥクが彼を熱心に誘っていたものの、故郷のヴァラジディンから遠く南に行く気にはならず、結局はディナモに加入することになりそうです。イェルテツはスピードとテクニックを併せ持ったMFで、将来性を高く評価されています。
またポクリヴァチュもハイドゥクが積極的に獲得を狙っていましたが、意思がまだはっきりしないところをディナモがさらっていく形になりました。ポクリヴァチュはDFだけでなくボランチもできるユーティリティな選手です。
現在のディナモ監督のイヴァンコヴィッチ氏はヴァラジディン出身で、クロアチア独立後にチームとしてのヴァルテクスの土台を作った人物でもあることも、2人がディナモ移籍に承諾した理由といえます。
またディナモはバイヤー・レバークーゼン所属のFWヨシップ・タディッチ(19)の獲得も明らかにしています。17歳の時にオシエクから移籍したタディッチは出場機会の少なさに不満を持っていました。移籍金は28万ユーロ、年俸は7万ユーロほどで合意したと報じられています。

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