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2007年4月 9日 (月)

クロアチア・リーグ第25節

4月7日、クロアチア・リーグ第25節が行われました。

首位ディナモ・ザグレブはオシエクとホームで対戦。
Tadic_1 ハイドゥクとのカップ戦で怪我をしたヴグリネツと精細を欠いたポクリヴァチュをベンチへ、19歳のMFサミールとFWタディッチ(写真)を先発起用します。ロンチャレヴィッチが今季途中から指揮するものの、気難しい彼にチームの不調和音は大きく、つい最近も5人のトップチームの選手のヤル気が見られないとして戦力外通告してしまってます。
試合開始から攻撃を仕掛けていったディナモは20分、この日はボランチ起用のモドリッチが左へと展開すると、チャレが鋭いクロス。これに元オシエクのタディッチが低い体勢からのヘディングを決めて、ディナモが先制に成功します。
オシエクも引くことなく挑み、25分にFWユキッチがミドルシュートを放つものの、GKロンチャリッチがセーブします。
ディナモは34分、モドリッチが縦に突破し、アウトサイドキックでシュートしますが、ボールはクロスバーを叩いてしまいました。
後半、ディナモは疲れもあってペースが落ち、77分にエドゥアルドとのワンツーの後に放ったモドリッチのシュートはポストを外れ、オシエクも85分にユキッチの右クロスからFWプリモラッツが決定的なヘディングシュートを放ちますが、これも左ポストを外れます。スコアはそのまま1-0で終了。カップ戦準決勝第2戦のハイドゥク戦でイヴァンコヴィッチ監督の連続勝利記録は途絶えましたが、リーグでは未だに勝利のみの12連勝で来ています。

一方、2位ハイドゥク・スプリトはホームでプーラと対戦しています。
カップ戦準決勝でライバルのディナモ相手に敗北を喫し、既に緊張が切れた感のあるハイドゥクは、試合を優勢に進めながらも53分、プーラのラダスの何でもないFKをGKバリッチがキャッチングミス。ボールはそのまま頭上を抜けて先制点を奪われます。落胆したハイドゥクは立ち直ることなく、そのまま0-1で敗北。ディナモとの勝ち点差は11まで開きました。早ければ30節にディナモが優勝することになります。

ウィンターブレーク以降は6連勝で来ていたザグレブでしたが、FWマンジュキッチが練習中に足を負傷し、全治2ヶ月で今季絶望。それもあってか、ホームのチバリア・ヴィンコヴチに先制され、後半にDFラブドヴィッチの2試合連続ゴールで追いつくものの1-1でドロー。連勝記録はストップしてしまいました。

全試合結果はこちら。

Hajduk Split - Pula 0:1
0:1 53' Marko Radas

Zagreb - Cibalia Vinkovci 1:1
0:1 38' Amer Jukan
1:1 71' Tomislav Labudovic

Sibenik - Kamen Ingrad 3:1
1:0 18' Ante Kulusic
2:0 56' Antonio Franja
2:1 75' Hrvoje Sklepic
3:1 87' Nikola Kalinic

Slaven Belupo - Medimurje 2:0
1:0 4'  Dario Zahora
2:0 17' Cicero Lima (OG)

Dinamo Zagreb - Osijek
1:0 20' Josip Tadic

Rijeka - Varteks Varazdin
1:0  5' Ahmad Sharbini
2:0 25' Ahmad Sharbini (PK)
3:0 88' Novakovic

【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点68)、2位…ハイドゥク・スプリト(57)、3位…ザグレブ(50)、4位…シベニク(40)、5位…スラヴェン・ベルーポ(40)、6位…リエカ(34)、7位…メヂムリエ(33)、8位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(28)、9位…オシエク(26)、10位…プーラ(22)、11位…チバリア・ヴィンコヴチ(16)、12位…カメン・イングラッド(12)

【得点】
25ゴール…エドゥアルド(ディナモ)
17ゴール…シャルビーニ(リエカ)
14ゴール…ロヴレク(ザグレブ)
12ゴール…ヴグリネツ(ディナモ)
11ゴール…マンジュキッチ(ハイドゥク)
10ゴール…ノヴィニッチ(ヴァルテクス)、ゼキッチ(チバリア)、バルトゥロヴィッチ(ハイドゥク)

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コメント

この1987年生まれのFWタディッチと1988年生まれのMFラキティッチはかなり有望な選手ですね~。タディッチはともかく二重国籍のラキティッチはスイス側との取り合いとなるでしょうから、何としても一刻も早くクロアチアのユニフォームを着て欲しいところです。もしクロアチアA代表となれば、ペトリッチと同じくらいかそれ以上にクロアチアの戦力となってくれそうですね。

投稿: ボクシッチ | 2007年4月10日 (火) 02時08分

タディッチは得点感覚あるFWですね。まだ消える時間はあるものの、17歳でオシエクでプレーした時や、昨年のU-21代表の試合の時よりも身体が次第に出来上がってきている感があります。
昨年、レバークーゼンでバビッチにインタビューした際に、タディッチも彼の脇にいました。地元も同じバビッチが弟のように可愛がっており、「弟よ!」と声を掛けているのが印象的でした。タディッチも感じのいい好青年で、先日にマクシミールのスタンド下で偶然に会ったら、一発で気づいて挨拶してくれましたよ。応援したくなるものです。
ラキティッチは移民組になりますが、他にも注目の移民選手はボーフムのMFイヴォ・イリチェヴィッチ(1986年ドイツ生)、ニュルンベルクのDFマシュー・スピラノヴィッチ(1988年オーストラリア生)などもおります。ただ時代と共に移民ルートは次第に狭まれてくるでしょうね。

投稿: 長束恭行 | 2007年4月10日 (火) 07時17分

コメントありがとうございます。 彼らのような若く将来有望な選手が出てくる度にワクワクします。タディッチは好青年なんですねぇ~。顔から優しさが感じとれる気がします。o(^-^)o
 移民組に関しては色々な意見があるのでしょうが、ハートがあり、言葉が話せれば良いのでは…と。クロアチアは人口が少ない為、そういう形の強化が必要かなと思います。
 ただし、ビロスのような場合は?だったと…結局代表入りしませんでしたが…。
長束さんの以前のニュースによると、移民三世の為、クロアチア人としてのハートはなく、クロアチア語も話せないとか。本人も生まれ故郷のアルゼンチン代表入りが願望で(後にアルゼンチン代表入り)。
やはり・ビロスの件は例外だったと思いますので、ラキティッチには是非、クロアチア代表入りを選択して欲しいところです。(^o^;)

投稿: ボクシッチ | 2007年4月10日 (火) 21時55分

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