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2007年6月 3日 (日)

ディナモ・ザグレブ二冠

ここのところ仕事などで忙しく、更新できずに申し訳ないです。遡ってニュースを振り返ります。

Ssunca 5月26日、クロアチア・カップ決勝第2戦「スラヴェン・ベルーポvs.ディナモ・ザグレブ」が行われました。
この試合に合わせて、スラヴェンの本拠地には照明塔が設置され、3200人収容のスタジアムも仮設スタンドをつけて5000人に拡張。チケットは直ぐにソールドアウトとなり、コプリニヴニッツァの町全体がお祭り騒ぎとなりました。
初戦はディナモがホームで1-0で勝利。スタメンの平均年齢が22.5歳と若いディナモに対し、スラヴェンは平均年齢29歳とベテランが中心のチームです。気鋭の若手監督であるエルビス・スコーリアは、一昨シーズンにリエカでカップ戦優勝、その一年前には2部ウリャニク(現プーラ)でも準優勝と、カップ戦にはめっぽう強い監督。ただし、この試合を最後にスラヴェンを去ることを直前になって明らかにしていました。
ゲームをコントロールしようとするディナモに対して、アグレッシブな守備からカウンターで俊足のヴルチーナに繋げようとするスラヴェン。前半は両者のせめぎ合いとなります。
それぞれが好機を見出す中、スラヴェンは33分、GKニコロスキがロングキックで前方のヴルチーナに繋げると、マーカーを振り切って右からシュート。しかし、ボールは右ポストに弾かれてしまいます。
前半終了間際にはCKからディナモのシルデンフェルトがヘディングシュートしますが、ニコロスキが指先でクリアします。
後半は50分にサミール、53分にエドゥアルドがシュートチャンスを迎えるものの決めることができず。62分、66分にはモドリッチがミドルシュートで打開を計るものの相手ネットを破れません。
Ssifo 次第にディナモが優勢になっていく中で、先制点はスラヴェンが奪います。68分、司令塔のムムレクがドリブルで相手をかわしたのち、中央へ折り返したボールがシルデンフェルト(写真)の腕に当たったとされ、主審のベベクはPKの判定。これをムムレクが慎重に決めて1-0となり、トータルで振り出しに戻ります。
2試合で結果が並んだ場合、延長はなくて直ぐにPK戦になるため、アウェーのディナモは勝ちへと急ぎ、スラヴェンはPK戦を視野に入れて、守りからのカウンターに徹します。
ディナモはタディッチ、ミキッチ、イェルテツといった攻撃のカードを切っていき、ようやく実を結んだのは89分。イェルテツの右FKをシルデンフェルトがゴール前でヘディングシュートを叩きこみ、1-1。そのまま試合終了を向かえ、ディナモがリーグ優勝に続き、クロアチア・カップを制しました。カップ戦優勝は8度目、二冠はこれで4度目となります。

5月27日、5月30日と、一部・二部の入れ替え戦が行われ、二部2位のザダールが一部11位のプーラを打ち破り、一部昇格を決めました。初戦のホームで3-0と圧倒したザダールは、2戦目も相手の退場というアドバンテージを活かして3-2で勝利しています。

元代表DFイゴール・トゥドール(29)が、来季から古巣ハイドゥク・スプリトに戻ることが決まりました。1998年にユベントスに移籍して以来、9年ぶりの復帰となります。
ハイドゥクは会長のグルギッチ会長、副会長のボクシッチ、ディレクターのエルチェグ・ディレクター、クラブマネージャーのシュリャクの4人でトゥドールの元へと出向いて説得。この一年は足首の怪我に悩まされ、ユベントスとの契約も切れるトゥドールは、ボルシア・ドルトムントをはじめとするブンデスリーガ3チームから関心を持たれていたとはいえ、ハイドゥクに戻ることを決めました。契約は1年+1年とされています。
また同じくユベントスから退団が濃厚とされる代表DFロベルト・コヴァチには、ディナモ・ザグレブが熱心に誘っています。年俸150万ユーロと、ディナモにとっては破格の提示をしているのですが、兄も所属するレッドブル・ザルツブルクが年俸250万ユーロで接触を計っています。ロシア戦が終わったのちに移籍先を決定するとのことです。

ディナモ・ザグレブはコートジボアールの攻撃的MFフランク・マンガ・グエラ(20)を獲得、5月22日に契約を結びました。今季はギリシャ一部のケルキールでプレーし、チームは二部落ちしたものの、ブレーメンをはじめとする他のクラブも関心を示す中、ディナモは対ハイドゥク戦に招待するなど、積極的なアタックが功を奏して獲得に成功しました。自由選手のため移籍金は発生せず。年俸は明らかにされていないものの、ディナモの代表選手と同待遇(年俸2000万円ほど)とされています。左サイドが専門ですが、右サイドでもプレーができ、スピードと決定力を持ち合わせた選手で、過去にコートジボアール代表にも2度声が掛かったことがあるそうです。

ヴァルテクスのDFクリスティアン・イプシャ(21)がブンデス・リーガのエネルギー・コットブスに移籍、3年契約を結びました。外国人がチームの大多数を占めるコットブスは、DFマリオ・ツヴィタノヴィッチ、MFスティーヴェン・リヴィッチ、GKトミスラフ・ピプリッツァに続き、4人目のクロアチア人となります。

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