クラニチャール、UAEのクラブ監督に就任
前クロアチア代表監督ズラトコ・クラニチャール(写真)が、アラブ首長国連邦のドバイに本拠地を置くクラブ、アル・シャーブと1年+1年オプションの契約を結び、28日、お披露目会見のためにドバイへと渡りました。
「条件には非常に満足している。もし満足しないのならば、オファーを引き受けることなどしないだろう。」
とコメント。クラニチャールは改めて7月20日の準備開始に合わせてドバイに渡り、ヨーロッパでキャンプを張ったのち、9月17日のアラブ・リーグカップから采配を振るうことになります。アシスタントとして誰を連れてくるか、またクロアチア選手を補強するかどうかは未定。クラニチャールにとってアラブ諸国のクラブを率いるのは、エジプトのエル・マスリーに続いて二度目となります。
クロアチア代表GKヴェドラン・ルニェ(31)が、ベジクタシュから移籍金100万ユーロでランスに移籍しました。契約は3年間。ベジクタシュは既にGKとしてトルコ代表のリシュトゥを補強しており、ルニェは移籍を希望しておりました。ルニェは2001~2004年までマルセイユに在籍していたこともあり、3年ぶりのディビジョン・アン復帰となります。
リエカとディナモ・ザグレブを経たのち、2005年からブンデス二部のグレウサー・フルースでプレーしていたDFアンドレ・ミヤトヴィッチ(27)が、ブンデス一部のアルミニア・ビーレフェルトに移籍しました。移籍金は70万ユーロとされています。
27日、元クロアチア代表GKジョエイ・ディドゥリッツァ(29・写真)が、2005年5月26日の「オーストリア・ウィーンvs.ラピッド・ウィーン」戦でFWアクセル・ラワリーと交錯した際に、ディドゥリッツァは足が顔面に入ってしまった事件に関しての裁判がウィーンで行われ、裁判官は足が入ったことを故意とは認めず、傷害罪として起訴されていたディドゥリッツァは晴れて無罪となりました。裁判のあと、オーストリア・ウィーンのサポーターと祝ったディドゥリッツァは
「ようやく重荷を自分から外せるよ。まるでチャンピオンズリーグで優勝したような気分だ。不愉快であったが、不必要な裁判のためにアルクマール(現所属)から飛んできた。ラピッドの選手が怪我したのは残念だけど、私は彼を怪我させたかったわけではないのだから。」
とコメントをしています。
ちなみにディドゥリッツァは昨季のオランダ・リーグでPSVのMFチュリーナと衝突した際の脳震盪が未だに完全に癒えておらず、復帰の時期が見えておりません。
あと、ディドゥリッツァとオーストリア・ウィーン時代にチームメートだった元代表DFマリオ・トキッチ(31)が、契約を終えたこの夏にライバルのラピッド・ウィーンに移籍しております
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