クロアチア・リーグ第2節
28日、クロアチア・リーグ第2節が行われました。
今節ではディナモ、ハイドゥクの二強それぞれがゴールラッシュを見せております。
ディナモ・ザグレブは、前節にハイドゥクと引き分けたザダールをホームに迎えました。24日のチャンピオンズリーグ予備戦・対ハザールで素晴らしい応援をした御礼に、ということで、クラブ側がこの試合の入場料を無料にしました。マクシミール・スタディオンのキャパシティは38,000人ですが、無料というサービスは思ったより効果がなく、観客は12,000人に留まっていります。
しかしながら、試合においてのディナモは序盤から効率的にゴールを決めていきます。この試合ではワントップに怪我から復帰したショコタ(写真)を起用。ハザール戦(アウェー)ではセカンドトップに起用され、満足な働きができなかったのですが、本来のポジションに入ってポストプレーの役割をしっかりと果たします。
まずは10分、モドリッチの右FKからシルデンフェルドがヘディングシュートを決めて先制。その2分後には、マンジュキッチの縦パスを左サイドで受けたモドリッチが、フェイントを加えてのドリブルでえぐり、最後はゴール正面のショコタへラストパス。最初のボレーシュートはGKスバシッチが止めるものの、そのままショコタが押し込み、スコアを2-0とします。
21分、テクニックではモドリッチと双璧のサミールが、ペナルティエリアで2人マーカーをあっさりと外し、最後はゴール右下隅にシュートを決めて3-0。既に試合を決めてしまいました。
後半からは、怪我をしたチャレに代えてチャゴを入れ、チャゴがボランチに、前半ボランチのポクリヴァチュが左SBへと入ります。59分にはサミールに代え、新加入のコートジボアール人MFグエラ(写真)がディナモ・デビュー。スピードと足技を活かしたプレーを披露し、彼がボールを持つたびにスタンドが湧きます。
続く4点目を決めたのは、ここ最近でレギュラーの座を収めつつあるマンジュキッチ。ミキッチがモドリッチとのコンビネーションで右サイドを突破すると、中央のマンジュキッチへパス。マンジュキッチはゴールを背にしながらトラップでボールを浮かすと、そのままオーバーヘッドシュートを決めます。
終了間際には、同じくミキッチが右サイトを突破し、折り返しからヴコイェヴィッチがミドルシュートを決めて5-0。その後、ザダールのチュスティッチもゴールを決めてスコアは5-1となりますが、ディナモは国内で無敵の存在であることを見せつけました。
ハイドゥク・スプリトは、ホームのポリュウド・スタディオンに昇格組のインテル・ザプレシッチを迎えました。第1節の対ザダール、UEFAカップ予備戦の対ブドゥチノストでは、共に決定力の無さを露呈してしまって勝ちきれずに終わったわけですが、この試合ではカリニッチとルカビナの若いツートップ、そして司令塔のルーマニア人チェルナトの攻撃力が爆発します。
まずは14分、チェルナトからルカビナに縦パスが通ると、ルカビナは踵を使って前方へスルーパス。飛び出したカリニッチ(写真)がGKヴラニッチと一対一の形を作り、右へと丁寧に流し込んで先制に成功します。
32分にはGKバリッチのロングキックを、前線のカリニッチが上手くコントロールしてペナルティエリアへ。DFロヴレンに倒されてPKを得ます。これをルカビナが決めて、2-0とリードを広げます。
後半から更に攻撃力は加速。48分、アンドリッチの直接FKをGKが弾いたところを、カリニッチが反応してシュートを押し込んで3-0。
インテルも64分、クーケッツが直接FKを決め、1点を跳ね返します。けれども、ハイドゥクは69分、カリニッチに代わって入ったFWバルトロヴィッチが、ツェルナトのワンツーをサポートし、一対一の形を作ったツェルナトが冷静に決めて4-1。その3分後にはツェルナトがペナルティエリア手前からの直接FKを放り込んで、5-1とリードを広げます。
更に84分、ガブリッチの左サイド突破からゴール前のルカビナにラストパス。ルカビナは足元で何度もボールを持ち替えながらマーカーを外し、最後はゴール左に流し込んで6-1。その2分後にはツェルナトのパスが右サイドをフリーで上がるルカビナへと通り、ドリブルしたのち、最後は飛び出したGKを超えるシュートを決め、ハットトリックを達成しました。今年頭にハイドゥクに移籍して以来、一向にゴールマシンから程遠いパフォーマンスだったルカビナですが、ようやく本領発揮といったところでしょうか。
その他の試合では、リエカが新加入のモンテネグロ人FWヂャロヴィッチの初ゴールや、ブーレのゴールもあって、チバリア・ヴィンコヴチを3-0と一蹴して2連勝。
ディナモ、リエカと共にオシエクも2連勝していますが、前節のスラヴェン・ベルーポ戦に続いて今節のヴァルテクス戦でも、審判の誤審も手伝ってのPKを得て、勝利をしております。逆にヴァルテクスは2試合連続で誤審のせいで負けており、クジェ監督も怒りも頂点に達しております。
全試合の結果はこちら。
Sibenik - Zagreb 0:0
Rijeka - Cibalia Vinkovci 3:0
1:0 47' Ivanov (PK)
2:0 56' Djalovic
3:0 90' Bule
Slaven Belupo - Medimurje 2:0
1:0 50' Vrucina
2:0 86' Poljak
Varteks Varazdin - Osijek 1:2
0:1 45' Babic (PK)
1:1 66' Mumlek
1:2 80' Primorac
Dinamo Zagreb - Zadar 5:1
1:0 10' Schildenfeld
2:0 12' Sokota
3:0 21' Sammir
4:0 66' Mandzkic
5:0 90' Vukojevic
5:1 90' Custic
Hajduk Split - Inter Zapresic 7:1
1:0 14' Kalinic
2:0 32' Rukavina (PK)
3:0 47' Kalinic
3:1 64' Kukec
4:1 69' Cernat
5:1 72' Cernat
6:1 85' Rukavina
7:1 86' Rukavina
ディナモは昨シーズンを怪我で棒に振ったエトーとチャゴをそれぞれスタメン起用。また、踵の怪我で長く戦列を離れているヴグリネツを完治してないながらもベンチに置きます。
後半頭、イヴァンコヴィッチ監督が動きます。ドルピッチが怪我をしたことでチャレを入れ(カルロスが左SBからCBへ)、チャゴの代わりにヴグリネツを投入しました。ヴグリネツ(写真右)は昨季後半は怪我でまったく試合に出場できなかったとはいえ、昨季の得点数はエドゥアルドエドゥアルドに次いで2位。その優れた得点感覚に賭けました。
常にプレッシャーを掛け続けたディナモが報われたのは99分、モドリッチの左CKに中央にいたカルロスがボレーで合わせたシュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球を右からマンジュキッチが倒れこみながら叩き込み、初めてリードに成功します(写真)。
クロアチアのジャーナリスト陣もエドゥアルド目当てでロンドン、そして合宿地のバート・ヴァルタースドルフ(オーストリア)に訪れているものの、アーセナル側のガードが固く、広報を通さずしてインタビューできないために苦しんでいるようです。普段は誰に対してもオープンかつ真面目なエドゥアルドも、規制に関してはジャーナリストに理解を示すよう振舞っております。
-ヴェンゲルとはどうやってコミュニケーションをしている?
「(練習試合の)20分間で、エドゥアルドはアーセナルのためのクオリティがあることを示した。彼は非常に良かった。もちろん、私はとても満足しているよ。私が彼について知っていることの証明以外に、何か特別なことを彼には期待してはいなかった。今は、私たちスタッフがあっさりと見出した彼の価値に関して、サポーターとイングランドの世論を納得させることが大事だ。彼が偉大な選手であることは既に見えているけどね!」
開幕戦の中でも皮切りとなったのは、インテル・ザプレシッチvs.リエカとのナイトゲーム。インテルの試合取材は一年以上ぶりですが、今季はディナモやNKザグレブと日程が重ならないよう、ホームの試合は金曜日に前倒しされます。リエカ・サポーターのアルマダも含め、2500人の観客が集まりました。(写真はクーケッツ[左]とニーノ・ブーレ[右])
前半はタレントで上回るリエカが主導権を握るものの、U-21代表のクーケッツとシャリッチのインテル・コンビがチャンスを演出。8分、19分、42分とチャンスを迎えますが、ゴールに至りません。
昨季は一部昇格したばかりにかかわらず、ディナモに唯一の土をつけ、リーグ4位と躍進したシベニクですが、昨季のチームから11人もの選手が離脱し、今季は無名の選手中心で戦わざるえません。監督もボスニア・ヘルツェゴビナのシロキ・ブリイェグを指揮したカリニッチに代わっております。
後半もディナモのペース。47分、マンジュキッチとのワンツーで縦へと抜けたエトーからマイナスの折り返しを、エリア内へと飛び込んできたモドリッチがそのままゴール左上にゴールを叩き込んで3-0。モドリッチにとってはプロになって初の一試合2ゴールとなりました。
ディナモvs.シベニク戦後のプレスコンファレンスののち、ディナモのイヴァンコヴィッチ監督(写真)とアジアカップに関して話す機会がありました。
またインテルvs.リエカ戦の前にはニーノ・ブーレ(写真)が声を掛けてきました。彼も以前にインタビューをしたことから顔見知りであります。スタジアム隣接の喫茶店で雑談をしました。
20時半キックオフながら、37度という高温の中で試合が行われたわけですが、両チームとも闘争心を持っての激しい戦いとなります。前半はお互いチャンスらしいチャンスを作れませんでしたが、28分、フルゴヴィッチ(写真・元ガンバ大阪)が30mの位置から放った直接FKのボールは無回転のままゴール左上隅を突き刺し、ハイドゥクが先制に成功します。
ピッチ上の温度が52度(!)という灼熱の中で試合がスタートし、序盤はスラヴェンが次々と好機を見出したながらも、10分、テウタのFWクシャファイがエリア内でDFクリスティッチを振り切り、近距離からゴール左上隅にゴールを決め、スラヴェンは先制されてしまいます。
振り返ること17年前。1990年にイタリアで開催されたFIFAワールドカップで、オシム率いるユーゴスラビア代表はベスト8まで勝ち進みました。準々決勝のアルゼンチン戦でPK戦に負けてしまいましたが、民族対立のために国情が不安定で、かつ大会前からメディアに対しては四面楚歌だったにもかかわらずで、チームを戦う集団としてまとめ上げたのが紛れもないオシムでありました。
コロンビア戦は第一に勝たねばならない試合であり、また負けることが許されない試合だ。グループの他の試合に関連して、この先は勝点3だけでなく、勝点2で抜ける可能性がある(※当時は勝って勝点2、引分で勝点1)。なぜ自分たちに対してバルカンの頑固ぶりを押し付けなくてはいけなのだのね!?
ディナモ・ザグレブが、お隣のNKザグレブからFWマリオ・マンジュキッチ(21)とDF/MFイヴィツァ・ヴルドリャク(24・写真左)を引き抜くことに成功し、9日に公式サイトで獲得が発表されました。それぞれ5年契約を結び、移籍金は二人で250万ユーロとされています。
7日のスポルツケ・ノヴォスティ紙でのディナモのスポーツディレクター、ゾラン・マミッチ氏(写真)のインタビューが掲載され、アーセナルのヴェンゲル監督がMFルカ・モドリッチ(22)の獲得を考えていることを明らかにしました。マミッチはインタビューにて
また昨季はリーグ3位の得点を決めた、元セレッソで現ザグレブのFWクルノスラフ・ロヴレク(28・写真中)ですが、スイス、ベルギー、ロシア、中東といったクラブからオファーが届いており、近いうちに移籍が実現化するのが濃厚とされてまいす。
ディナモ・ザグレブにシャフタール・ドネツクが、MFルカ・モドリッチ(21・写真右)に対して総額2500万ユーロ(ディナモに1500万ユーロ、モドリッチに1000万ユーロ)のオファーを書面にて送ってきたものの、モドリッチ本人がこのオファーを拒否しました。マミッチ副会長は
7月1日にロンドンに呼ばれたディナモのマミッチ兄弟がアーセナルと合意。エドゥアルドは3日にロンドンへと渡って、メディカルチェックにもパスしました。あとは労働許可がおりれば最終契約となります。背番号は9番。移籍金に関しては伏せられており、イングランドのメディアは移籍金を800~1000万ユーロだと推測、一方、クロアチアのメディアは欧州を視野に入れたディナモが1000万ユーロ程度で売ることは考えられず、移籍金が1500万ユーロ、4年間の年俸を含めての2400万ユーロではないかと推測しています。
またアーセナルから色々とエドゥアルドに関して質問されていたというビリッチ代表監督は

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