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2007年7月26日 (木)

エドゥアルドとヴェンゲルのインタビュー

20日付のSportske Novosti紙になりますが、アーセナルに移籍したクロアチア代表FWエドゥアルド・ダ・シルヴァのインタビューが掲載されたので紹介します。
Sdudu1クロアチアのジャーナリスト陣もエドゥアルド目当てでロンドン、そして合宿地のバート・ヴァルタースドルフ(オーストリア)に訪れているものの、アーセナル側のガードが固く、広報を通さずしてインタビューできないために苦しんでいるようです。普段は誰に対してもオープンかつ真面目なエドゥアルドも、規制に関してはジャーナリストに理解を示すよう振舞っております。
先週にはゲンツレルビルリギ(トルコ)との練習試合に20分だけ出場。首脳陣を納得させるプレーをしたそうです。

以下がエドゥアルドのインタビューです。

-アーセナルでのキャンプについて。
「最初の印象としては順調以上のものだよ。毎日のトレーニングに疲れてはいるし、暑さに気絶しそうとはいえね。でも、試合に出場できて嬉しいよ。アーセナルの世界的なスターたちともやっていけると確信できた。全てが上手くいっているし、楽しめる理由がここにはあるからね。」

-競争には恐れているか? 競争は本当に厳しいものか?
「いや、誰も恐れてはいないよ。なぜ僕が恐れるのかい? 全員がサッカーを分かっているし、僕も分かっている。僕にとっても、他の選手にとっても競争は大変だ。しかし、私たちが強いチームだと知るならば、競争だって心地良いものだ。重要なのは唯一、健康であることだよ。」

-ディナモのチャンピオンズリーグ予備戦に関して。
「ディナモが予備戦一回戦の相手を退けると信じているよ。もちろん、二回戦の相手も。それは成し遂げなければならないし、その力は十分にあるはず。」

-ルームメイトはいる?
「いない。どのアーセナルの選手も一人で部屋を使っている。」

-イングランドのサッカースタイルにどう慣れていっている?
「全てが順調にいっているよ。(イングランドでは)ずっとハードなプレーをすることと、ミスが少ないこと以外には、何か特別なことがあるとは気づかない。」

-言語(英語)においては?
「幾つかのフレーズは学んだけど、ジャーナリストと英語を使って話し合うほどには至っていない。しかし、それも解決するつもりだ。僕に英語教師を雇ってくれたし、ロンドンにいる何日間もレッスンをした。オーストリアにいる間はレッスンが休止中だけどね。ロンドンに戻るや否や、レッスンを続けていくよ。」

Sdudu2 -ヴェンゲルとはどうやってコミュニケーションをしている?
「限られた単語を僕は使っているけど、直ぐに理解しあっているよ。(アシスタントコーチの)プリモラッツとは頻繁にクロアチア語で話している。しかし、プリモラッツも僕が英語をできる限り早くにマスターするよう、英語を無理して使っているような感じだね。」

-練習はディナモの時よりもハードか?
「いや、そうでもないよ。ここではボールを使った練習をたくさんやる。もちろん、どの選手も全力でやっているし、リーグ戦に入れば完全に準備できた状態でなければと言われている。極限まで自分の力を使い果たさねばならない。なぜなら、要求は特別に大きいのだからね。」

-個人的にはどのチームメートのプレーが気に入っている?
「ファン・ペルシーがワールドクラスであることに疑いはない。どの状況でも素晴らしく適応している。他の選手たちもその実力を証明しているよ。」

-誰とよくつるんでいる?
「ブラジル人のデニウソン、そしてエブエ、センデロス、ファブリガス、フレブ。ロシツキもフレンドリーだよ。」

-家族はどこに?
「妻は僕と一緒にロンドンにいて、それから住まいを選んでからザグレブへと戻った。なぜなら、ザグレブに娘のロレーナを残していたからね。オーストリアでのキャンプが終わったら、再びロンドンで再会する予定だよ。」

-ロンドンではどこに泊まっていたのか?
「練習場に程近いホテルに。あの巨大都市(ロンドン)を知る機会はまだなかった。練習場から町の中心は遠かったし。」

-9月2日にクラニチャールのいるポーツマスと対戦することは頭にあるか? また11月21日にはイングランドvs.クロアチア戦もあるが。
「代表戦は4ヶ月のことだから、気にかける必要はないよ。それ以前に多くの義務もある。エストニアやアンドラ、イスラエルに勝たねばならないし、スコピエでのマケドニア戦も負けるわけにいかない。
ポーツマス、そしてクラニチャールとの対決について? それに関して専念することはなく、一試合一試合進んでいくだけ。今重要なのは次の試合、水曜日(7/25)のレッドブル・ザルツブルク戦だよ。ニコ・コヴァチと会えることに喜んでいるよ。」

-マクシミール(ディナモの本拠地)から親友がアーセナルに加わって欲しいと思うか? 例えば、ルカ・モドリッチとか。
「何よりもそうなって欲しいね。ルカの名前が挙がっていることを嬉しく思うよ。しかし、そうなるかどうかは誰が知るものだろうか。でも、モドリッチもアーセナルに問題なく適応できると確信しているよ。」

続いて翌日のSportske Novosti紙に掲載された、練習試合のエドゥアルド見てのヴェンゲル監督のインタビューを。

Swenger「(練習試合の)20分間で、エドゥアルドはアーセナルのためのクオリティがあることを示した。彼は非常に良かった。もちろん、私はとても満足しているよ。私が彼について知っていることの証明以外に、何か特別なことを彼には期待してはいなかった。今は、私たちスタッフがあっさりと見出した彼の価値に関して、サポーターとイングランドの世論を納得させることが大事だ。彼が偉大な選手であることは既に見えているけどね!」

-移籍に際して、ヴェンゲルは何度に渡って彼を調査した?
「観察は余りにやりすぎるのも、余りに長すぎるのも私は好きではない。もし最初の印象が悪かったら、普通は調査を続けていくものだ。けれども、エドゥアルドの最初の印象はソリッド以上のものだった。直ぐに彼は私たちのための選手だと理解したし、そう私が信じることを止めることもしなかった。」

-本物の補強選手を買ったものと今は確信しているのか? そして、もちろん試合に出るのか?
「トップチームで彼にチャンスがない上で、これだけのお金を私たちが使うものと貴方は思っているのかね!?」

-エドゥアルドの獲得に関して、スラヴェン・ビリッチ(クロアチア代表監督)と直で話し合ったのか?
「いや、私は。私のアシスタントが彼と話し合った。」

-スタメンの一番の選択はアデバヨールとファン・ペルシーなのか?
「私において"一番の選択"などは存在しないよ!」

-練習試合のプレーののち、エドゥアルドはスタメンにどれだけ近づいたのか?
「彼は私が評価し、計算に入れている選手だ。他の選手たちも同様にね。欠点がないサッカーなどいないことを言及しておく。」

-ピッチ外のエドゥアルドの印象は?
「目立つことはないが、素晴らしく馴染んでいる。ただ、かなりおとなしく、少ししか話さないね。」

-ルカ・モドリッチについては?
「彼も良い選手だ。興味深いね。」

-オグニェン・ヴコイェヴィッチにも関心があるとクロアチアでは報じられているが。
「ああ、彼についても聞いている。でもチームのスカウトは多くの選手を追っているからね。彼もその枠にあるだろうが、私はモドリッチをもっと気に入っている。でも、彼を買うという意味ではない。現時点では誰も獲得するつもりはない。」

-アネルカは?
「私たちは今いる選手たちで、全ての目標において十分だ。まずはプレミアシップのタイトル。選手たちは若いかもしれないが、力はある。」

唯一のエドゥアルドの懸念は、いまだにイングランドでの労働ビザが下りていないこと。彼はここ2年間の公式戦の出場が75%に満たないとはいえ、この1年間はビリッチ監督のもとレギュラーとしてプレーしていることから、何とか認知して貰おうとアーセナル側が働きかけているそうです。

p.s.
チャンピオンズリーグ一回戦の記事はしばしお待ちを。

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