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2007年8月24日 (金)

クロアチア・リーグ第5節/ハイドゥク、プダール監督を解任

すっかり遅れてしまいましたが、17~19日に行われたクロアチア・リーグ第5節のレポートを。

首位ディナモ・ザグレブはアウェーで6位のオシエクと対戦。対抗心の強いサポーターを含め、毎回グラツキ・ヴルト・スタディオンで熱い戦いとなるこのカードには12000人の観客が集まりました。
Ssbalaban オシエクはディナモ相手にひるむことなく攻撃を仕掛けていきますが、試合が動いたのは14分、ここ最近はボランチとして覚醒の感があるポクリヴァチュからのロングパスがペナルティエリア手前のバラバンに通ると、左のマンジュキッチにボールを預け、素早くDFの裏へ。ワンツーでボールを貰ったバラバンはあっさりとゴールを決め、ディナモが先制しま(写真、Sport-netより)。
とはいえ、36分、ドゥルビッチの中途半端なバックパスにシルデンフェルドが対応に遅れ、背後からユキッチがボールをかっさらって同点弾を決められます。先のヴェルダー・ブレーメン戦と同様のミスであり、今季のディナモ守備陣の精細の無さが顕著に見られるシーンでありました。
しかしながら、その3分後、バラバンがペナルティエリアでヴィシェヴィッチに倒されてPKを得ると、モドリッチが左下隅に決めて、再び2-1とリードに成功します。
後半も同様のテンポで試合が進みますが、ディナモとオシエクそれぞれがチャンスを逃す中、86分にモドリッチが正面20mの位置からゴール左上に直接FKを決めて3-1。モドリッチは5節を終えて6ゴールと、ミッドフィルダーながら得点王に立っています。ディナモは開幕5連勝を決め、単独首位を走っております。

ハイドゥク・スプリトはアウェーでメヂムリエと対戦。
試合開始1分にチャリシュチャクの左クロスをファーポストに突っ込んだシャラノヴィッチが押し込んで、ホームのメヂムリエが先制に成功します。
UEFAカップのサンプドリア戦の疲れも手伝って、その後もメヂムリエがゲームを支配。ハイドゥクは防戦一方になります。
Sspudar しかしながら、84分にメヂムリエのGKバシッチがペナルティエリアを飛び出してルカビナを倒したことで一発退場。ロスタイムに入り、ペナルティエリア中央でボールを受けたルビールが同点シュートを決めて、ハイドゥクは辛うじて同点に追いついています。
この試合後、ハイドゥクのイヴァン・プダール監督(写真)の解任論がうずめき、22日に解任が決定。新監督にセルゲイ・クレシッチ(50)が就任することが決まりました。スプリト生まれのクレシッチは1986年に8ヶ月間ハイドゥクの監督を務めたのちスペインに渡り、ブルゴス(1987/89)、マルベーリャ(1989/1993)、ベティス(1993/94)、メリダ(1994/97)、ヴァリャドリッド(1997/99,2004/05)、ラスパルマス(1999/2001)、マジョルカ(2001/02,2004/05)、レクレティーヴォ・フエルヴァ(2002/2004)、ムルシア(2006)といったスペインのクラブで指揮を取っていました。

ユルチッチ監督率いる2位スラヴェン・ベルーポは、クジェ監督更迭後にドラジェン・ベセクが新監督となったヴァルテクス・ヴァラジディンと対戦。UEFAカップのガラタサライ戦の鬱憤を晴らすかのように、6ゴールを叩き込んで快勝しております。

Ssskoro また師弟対決となった、ブラジェヴィッチ監督率いるNKザグレブとダリッチ監督率いるリエカとの好カードは、元ボスニア代表のアレン・シュコーロ(写真)のゴールで二度に渡ってリエカがリードしたにもかかわらず、クロスボールからのロヴレク、パルロブのヘディングシュートでザグレブがドローに持ち込んでいます。

全試合の結果はこちら。

Inter Zapresic - Sibenik 2:2
1:0 29' Saric
2:0 59' Saric
2:1 70' Batur
2:2 81' Batur

Zagreb - Rijeka 2:2
0:1 47' Skoro
1:1 51' Lovrek
1:2 67' Skoro
2:2 85' Parlov

Cibalia Vinkovci - Zadar 0:2
0:1 21' Terkes
0:2 31' Zupan (PK)

Medimurje - Hajduk Split 1:1
1:0  1' Saranovic
1:1 90' Rubil

Slaven Belupo - Varteks Varazdin 6:0
1:0 14' Kristic
2:0 17' Poljak
3:0 32' Posavec
4:0 40' Sopic
5:0 47' Posavec (PK)
6:0 74' Vrucina

Osijek - Dinamo Zagreb 1:3
0:1 14' Balaban
1:1 36' Jukic
1:2 39' Modric (PK)
1:3 86' Modric

【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点15)、2位…スラヴェン・ベルーポ(12)、3位…リエカ(11)、4位…ハイドゥク・スプリト(9)、5位…ザグレブ(8)、6位…ザダール(8)、7位…オシエク(7)、8位…メヂムリエ(4)、9位…チバリア・ヴィンコヴチ(4)、10位…シベニク(3)、11位…インテル・ザプレシッチ(1)、12位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(0)

【得点】
6ゴール…モドリッチ(ディナモ)
5ゴール…テルケズ(ザダール)
4ゴール…ロヴレク(ザグレブ)、シャラノヴィッチ(メヂムリエ)
3ゴール…マンジュキッチ(ディナモ)、ルカビナ(ハイドゥク)、カリニッチ(ハイドゥク)、バビッチ(オシエク)、シャルビーニ(リエカ)、ヂャロヴィッチ(リエカ)

【アシスト】
3アシスト…シャルビーニ(リエカ)
2アシスト…サミール(ディナモ)、パブリチッチ(オシエク)、シュトロク(リエカ)、チェリシュチャク(メヂムリエ)

昨季の不調を挽回するかのように、3位という好位置につけているリエカは新たに二人の中盤の選手を獲得。まずはディナモからMFダリオ・イェルテツ(22)を一年間のレンタルで獲得。イェルテツはヴァルテクス在籍時にダリッチ監督の信用を得ており、才能は高く認められながら出場機会に恵まれなかったディナモ時代の停滞を取り戻すチャンスといえます。
また、NKザグレブやCSKAソフィアで活躍した元ボスニア代表MFセルゲイ・ヤキロヴィッチ(29)も獲得。192cmという長身でありながら、エレガントなプレーが得意な選手であり、リエカの選手層は更に厚くなりました。

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コメント

ありゃ、スプリト監督交代ですか。。

A・ルカビナ、カリニッチの若手2トップは、代表の底上げの為にも、引き続き、起用して欲しいところです。

投稿: alena | 2007年8月24日 (金) 23時59分

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