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2007年8月10日 (金)

クロアチア代表メンバー発表/ディナモはCL予備戦三回戦へ

8日、スラヴェン・ビリッチ監督(写真)は、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表との親善試合(8月22日・サラエボ)におけるクロアチア代表メンバー22名を発表しました。
Sbilic 注目となるのは初召集の19歳イヴァン・ラキティッチ。出身国のスイスと両親の祖国クロアチアの間における争奪戦の末にクロアチアを選択。これまでスイス・ユース代表のユニフォームを着ていた彼は、初めてクロアチア代表のユニフォームを着てのプレーとなります。
ニコ・クラニチャールは足首を捻って靭帯を損傷しまい(全治3週間)、今回の召集は見送り。ポーツマスではフレンドリーマッチで中心選手になっていただけに、ビリッチ監督も
「残念だ。ニコがサラエボに来ないのは非常にアンラッキーだ。最近、ハリー・レドナップ監督(ポーツマス)と話し合ったが、彼はニコをとても良いと語っていた。」
とコメントしています。
またミラン・ラパイッチはまだ所属クラブが決まっていないための見送りですが、彼についてもビリッチ監督は
「先日、彼とも話し合ったけが、幾つか興味深いオファーがあると言っていた。今はそのオファーを選んでいるところだ。間もなくラパイッチも所属クラブを見つけるだろうから、代表に戻ってくる。ミキの早い帰還を期待している」と
とコメントしています。
中盤の二人がいないことで、ラキティッチの先発起用の可能性については
「かなりある。二人の選手の予想してなかった不幸が、ラキティッチにとっては完全なチャンスとなった。しかし、まだ彼がサラエボでプレーできるかどうかは分からない」
とのこと。というのは、クロアチア・サッカー協会がFIFAに代表変更の書類を送っているものの、未だにFIFAからの手続き完了の連絡がないためであり、もしや間に合わない可能性もあるようです。

22名のメンバーこちら。

GK:
スティペ・プレティコサ (スパルタク・モスクワ)
ヴェドラン・ルニェ   (ランス)
DF:
ダリオ・シミッチ     (ACミラン)
ロベルト・コヴァチ    (ボルシア・ドルトムント)
ヨシップ・シムニッチ   (ヘルタ・ベルリン)
フルヴォイエ・ヴェイッチ (トムスク)
ヴェドラン・チョルルカ  (マンチェスター・シティ)
ダリオ・クネジェヴィッチ (リボルノ)
ディノ・ドゥルピッチ  (ディナモ・ザグレブ)
MF:
ニコ・コヴァチ         (レッドブル・ザルツブルク)
ダリヨ・スルナ       (シャフタール・ドネツク)
マルコ・バビッチ      (レアル・ベティス)
イェルコ・レコ         (ASモナコ)
ユーリツァ・ヴラニェシュ (ヴェルダー・ブレーメン)
ルカ・モドリッチ     (ディナモ・ザグレブ)
ダニエル・プラニッチ   (ヘーレンフェーン)
イヴァン・ラキティッチ  (シャルケ04)
FW:
ボシュコ・バラバン     (ディナモ・ザグレブ)
ムラデン・ペトリッチ    (ボルシア・ドルトムント)
イヴィツァ・オリッチ    (ハンブルガーSV)
エドゥアルド・ダ・シルヴァ (アーセナル)
イゴール・ブダン      (パルマ)

補欠:
GK マリオ・ガリノヴィッチ (パナシナイコス)

すっかり報告が遅れましたが、7日のチャンピオンズ・リーグ予備戦二回戦第2戦「ディナモ・ザグレブvs.ドムジャレ」戦のレポートを。
ディナモは初戦のアウェーマッチを2-1と勝利。通過の確率は高いとはいえ、ヨーロッパ挑戦は関心事であることから、ホームのマクシミール・スタディオンは25000人もの観客が集まりました。
ディナモのスタメン(4-2-3-1)は以下のよう。
GKコッホ-(右から)DFエトー、シルデンフェルド、カルロス、チャレ-MFヴコイェヴィッチ、モドリッチ-サミール、マンジュキッチ、グエラ-FWショコタ
一方のドムジャレのスタメン(4-4-2)は、
GKネメツ-DFアパティッチ、エルスネール、ヴァルガ、アリャンチッチ-MFヤンコヴィッチ、キルム、ブレジッチ、ジンコ-FWリュビヤンキッチ、ザホラ

初戦のドムジャレは3トップ気味だったのですが、今回は完全に2トップにして中盤からアグレッシブにボールを奪いに来ます。アドバンテージのあるディナモとはいえ、初戦よりもSsammir 動きのいいドムジャレにてこずりました。
11分、ブレジッチが左から放った鋭いシュートをGKコッホが素早く反応してスーパーセーブ。これを決められていたら、試合の行方は分かりませんでした。
ディナモは18分、エトーが左サイドを突破し、マイナスに折り返したところをヴコイェヴィッチが強烈なミドルシュート。ボールはクロスバーを叩き、地面に跳ね返ってからゴール枠を出ましたが、ボールはゴールラインを超えたことでゴールが認められます。
22分にはエトーの右からのロングクロスに、ペナルティエリア内のショコタがゴール左隅にヘディングシュートを決めて、リードを2-0と広げます。
しかし、ドムジャレも27分に左サイドを崩すと、ディナモからレンタル中のFWザホラがGKの手が届かない右側にシュートを決めて点差を縮めます。
後半から危ういプレーの多いグエラを外してボランチにチャゴを入れ、モドリッチを攻撃的MFに戻しました。クロアチア代表ではボランチを務めるモドリッチですが、この試合後、彼はディナモにいる間はボランチでプレーしたくないと発言しています。
試合を完全に決めたのは60分、中央でボールを受けたサミール(写真)が、絶妙のスピードアップを絡めたドリブルでDFラインを突破。そのままGKとの一対一を決めて、試合は3-1となります。
その後はドムジャレが優勢に試合を進めるも、差を縮めることはなく、トータルスコア5-2でディナモが三回戦のヴェルダー・ブレーメン戦へとコマを進めました。
第1戦は8月15日にブレーメン、第2戦は8月29日にザグレブで行われます。
(写真はSport-netより)

ハイドゥク・スプリトのMFイゴール・ムサ(34)が、キプロスのAELリマソールに移籍。2年契約を結ぶことになりました。昨季は7アシスト、7ゴールとハイドゥクの中盤では最も活躍した選手だったのにもかかわらず、プダール監督がスタメンから外したために退団を希望しておりました。
またハイドゥクからは昨季のレギュラーだったDFイゴール・ガル(24)も、トルコのリゼシュポールに移籍。移籍金は30万ドルとされ、2年契約(+1年オプション)を結びました。

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