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2007年9月 2日 (日)

UEFAカップ予備戦、クロアチアの二クラブが敗退

30日、ハイドゥク・スプリトはUEFAカップ予備戦二回戦で、イタリアのサンプドリアとジェノバのルイジ・フェラリス・スタジアムで対戦しました。初戦のホームでは優勢に進めながらも、カンパニャーロのゴールで0-1と敗れたハイドゥク。プダール監督更迭後に新監督に指名されたセルゲイ・クレシッチにとっては最初の指揮となります。

クレシッチはスペインで長らく指揮してきただけに、新たに4-2-3-1システムを採用しました。GKにはこの夏にメヂムリエから獲得したトミッチを新たに起用しています。
GKトミッチ-DFペライッチ、ブリャト、ジヴコヴィッチ、フルゴヴィッチ-MFリニッチ、ダムヤノヴィッチ-ルビール、チェルナト、バルトロヴィッチ-FWカリニッチ
一方のサンプドリアは以下の布陣(3-5-2)です。
GKミランテ-DFカンパニャーロ、サーラ、ルッキーニ-MFマッジョ、ヴォルピ、パロンボ、サンマルコ、ピエーリ-FWベッルッチ、モンテーラ

ハイドゥクは中盤を厚くしながら、左のバルトロヴィッチ(写真)、右のルビールを活かしたサイド攻撃で活路を見出したのに対し、サンプドリアはハイドゥクのミスをつけ込んでの反撃を狙います。
Samp ハイドゥクは3分、12分とカリニッチがシュートを狙うものの正確性に欠け、16分にリニッチのミドルシュート、25分にはチェルナトのCKからペライッチがヘディングシュートを狙いましたが、共に枠をわずかに逸れてしまいます。
サンプドリアも29分、カウンターからモンテーラがGKと一対一になりますが、シュートを打ち切れず。
34分、モンテーラの近距離のシュートをGKトミッチがセーブ。弾かれたボールをマッジョが持ったところにリュビチッチが不用意に倒してしまい、PKの判定。これをモンテーラにきちっと決められて、サンプドリアに先制されていまいます。
後半頭からハイドゥクはバルトロヴィッチに代え、ラトビア代表のヴェルパコヴスキスを投入するものの状況を好転させることはできず、67分、チェルナトがCKからカーブをかけて直接狙ったものの、GKミランテが好クリア。
その2分後、ジヴコヴィッチがペナルティエリアでボールのコントロールをミスし、モンテーラに奪われてシュートされますが、運良くボールはGK正面。
74分、ハイドゥクはCKからヴェルパヴスキスが近距離からシュートを放ったものの、これはゴールラインに立っていたヴォルピにクリアされてしまいます。
とはいえ、ハイドゥクは83分、フルゴヴィッチが右サイドから左足でグラウンダーの強いFKを蹴りこみ、これがネット左下隅に吸い込まれてゴール。1-1と同点に追いつきます。
ハイドゥクはあと1点奪えばアウェーゴール2倍ルールで突破が可能だったのですが、サンプドリアは相手にスペースを作らないようにカテナチオをかけ、1点のリードを守りきったまま試合は終了。ハイドゥクの敗退が決定しています。

もう一つクロアチアから予備予選を戦うチーム、スラヴェン・ベルーポはガラタサライとアウェーで対戦。トルコは元々熱狂的なサポーターとして知られていますが、ガラタサライは開幕以来、国内リーグでは無観客試合の制裁を受けているため、制裁とは無関係のこの試合ではアリミリイェン・スタジアムが満員に埋まりました。
ホームの初戦では1-2で敗れたスラヴェンですが、この試合では怪我人と疲労のため主力の半分が欠場。ガラタサライは巧みなパスワークでフィニッシュへと簡単に繋いでいきます。
Sukur 試合が動いたのは9分、ハサン・サスからのパスを受けたカランのシュートはポストを叩かれるものの、こぼれ球を拾ったリンコルンが再びカランへと繋いでシュート。ガラタサライが先制点を奪います。
しかし36分、クレシンゲルのロングボールが俊足のシェーヒッチに繋がり、ペナルティエリアに侵入したところをGKオルカンが倒してPK。これをポリャクが左上に決めて同点に追いつきます。
ただ、ガラタサライはその1分後、カランからの縦パスを貰ったエースのハカン・シュクル(写真左)が、DFラデリッチ(写真右)を背にしながら反転してのシュート。ボールはゴール左下隅に突き刺さり、逆転に成功します。
試合はそのまま1-2で終了。トータルスコア2-4で、同じく敗退が決まっています。
(写真は共にSport-netより)

チャンピオンズリーグ予備戦三回戦でヴェルダー・ブレーメンに屈したディナモ・ザグレブは、UEFAカップ一回戦でオランダの古豪アヤックスと対戦することが決まりました。
Ajaxamsterdam くじ運の悪さにディナモのイヴァンコヴィッチ監督は
「最も最悪な選択だ。(ブラックバーン、パレルモ、ブラガ、レンヌ、アヤックスという可能性ある5つの相手のうち)アヤックスは一番逃れたかった。世界で最も成功したクラブのうちの一つであるし、4度の欧州王者、2度の世界王者になっている。最も難しい相手を得てしまったよ。またマクシミールでスペクタルが見られることには喜んでいるけどね。」
とコメントしています。
ちなみにディナモとアヤックスは1998年にチャンピオンズリーグで対戦。ホームで0-0、アウェーで1-0(ヨシップ・シミッチのゴール)で勝利しています。また、アヤックスの現監督テン・カーテはMTKブダペストを指揮していた1999年、ディナモとチャンピオンズ・リーグ予備戦三回戦を戦い、ディナモに敗れたこともあり、歴史を紐解けばマイナスばかりでもないデータが残っております。

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