クロアチア・リーグ第12・13節/クロアチア・カップ
ここのところ更新が滞っていますが、ここ一週間のクロアチア国内のリーグ、カップ戦の成り行きをまとめましょう。
10月20日、クロアチア・リーグ第12節が行われ、首位ディナモ・ザグレブはアウェーにて8位シベニクと対戦しました。
前半はシベニクがディナモの攻撃をしっかりと食い止め、取り立てて見所の少ない内容でありましたが、後半に試合が動き出します。
52分、シベニクのMFヴィタイッチがゴール右下隅を狙って30mのFKを放ったものの、これにはディナモのGKコッホが好セーブ。続くDFグルイッツァのミドルシュートもコッホが食い止めます。
54分にはヴィタイッチのCKにペナルティエリア内のFWゼッツが合わせに向かったところを、ユニフォームを引っ張られて倒されましたが、コヴァチッチ主審はPKを取りません。
シベニクの選手や監督、観客の怒りが頂点に達したのは82分でした。ディナモの右FKからのクリアボールをMFサミールがミドルシュート。ボールはシベニクの選手に当たってMFヴコイェヴィッチ(写真)の足元に届き、近距離からシュートを決めてディナモが先制します。しかし、ペナルティエリア内にはCKの場面で交錯して倒れたシベニクのDFボナチンが最後尾にいて、サミールがシュートを放った瞬間にはヴコイェヴィッチはそのボナチンよりも若干前のポジションにいました。副審はオフサイドの旗を挙げたのにもかかわらず、コヴァチッチ主審はゴールを認めてしまったのです。
更にロスタイム、マンジュキッチがペナルティエリアで倒されたことでコヴァチッチ主審はPKまで進呈。客席からの「ジプシー」「泥棒」のコールが更に激しくなりましたが、PKをFWショコタがきっちりと決め、2-0で勝利を果たしました。ちなみにショコタは起用の少なさを批判して一時は追放処分を受けてましたが、バラバン、タディッチの負傷も手伝ってこの試合で途中出場しています。
ただ今3連敗中で6位に転落したハイドゥク・スプリトは3位ザダールとホームで対戦しています。
これまで怪我人で泣かされたハイドゥクですが、骨折で今季前半が絶望のDFジヴコヴィッチ以外は全員が計算できる状態に。昨年のワールドカップのオーストラリア戦以来、ピッチを離れていたトゥドールもベンチスタートしました。
この試合で一際目立ったのは、A代表入りも果たし、目下売り出し中の19歳FWカリニッチ(写真)。14分に得たPKは深く芝生をダフってしまい失敗しものの、36分にMFチェルナトの右CKをヘディングで決めて同点に追いつきます。
53分にはチェルナトのシュートが弾かれて左にこぼれたところをMFダムヤノヴィッチが中央へ。GKスバシッチがキャッチし損ねたところをカリニッチが押し込んで逆転に成功します。
70分には右SBペライッチの折り返しに、クレシッチ監督になってから起用チャンスを得ているMFリニッチがファーサイドから決めて3-1。その4分後にはリニッチがパスカットから左のスペースに走り込むカリニッチへボールを送り、カリニッチは右足でシュートを決めてハットトリックを達成。今季10得点目となるゴールでモドリッチを抜き、単独でトップスコアラーとなりました。
78分からはトゥドールが交替でピッチに送られ、14ヶ月ぶりの公式戦出場となりました。試合は4-1でハイドゥクの完勝に終わっています。
2位のリエカは、インテル・ザプレシッチに前半11分にPKで先制を許すものの、後半57分にMFブーレの右FKをDFブディチンがヘディングで決めて同点に追いつくと、73分には左SBパミッチの折り返しにFWヂャロヴィッチがGKと左ポストの隙間に流し込んで逆転に成功しています。
全試合の結果はこちら。
Hajduk Split - Zadar 4:1
0:1 21' Terkes
1:1 36' Kalinic
2:1 53' Kalinic
3:1 70' Linic
4:1 74' Kalinic
Zagreb - Medimurje 1:1
1:0 54' Lovrek
1:1 60' Bratkovic
Varteks Varazdin - Cibalia Vinkovci 2:1
1:0 25' Mumlek
1:1 90' Bagaric (PK)
2:1 90' Prahic
Rijeka - Inter Zapresic 2:1
0:1 11' Grgurovic (PK)
1:1 57' Budicin
2:1 73' Dalovic
Slaven Belupo - Osijek 2:0
1:0 14' Posavec (PK)
2:0 22' Posavec (PK)
Sibenik - Dinamo Zagreb 0:2
0:1 82' Vukojevic
0:2 90' Sokota (PK)
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10月23・24日にはクロアチア・カップが行われ、ベスト8の座を賭けて戦われました。このラウンドまでは一発勝負で決められます。
ディナモ・ザグレブは4日前と同様、アウェーでシベニクと対戦しました。
審判の偏った判定で負けた先の悔しさをぶつけるかのようにシベニクは6分、MFヴィタイッチのCKからMFガブルエル・ダ・シルヴァが先制点を決めます。
ディナモは久しぶりに先発したFWヴグリネツのチャンスメークから好機を見出すものの、ヴコイェヴィッチ、サミール、マンジュキッチのシュートはいずれも精度に欠けてしまいました。
37分にはヴィタイッチのクロスにFWゼッツがシュートを決めて、シベニクがリードを広げます。
ディナモは60分、ペナルティエリアの外でゼッツを倒したGKコッホがレッドカードを出されて更に苦境に立たされますが、これを契機にチームが一丸となり、一人少ないながらもイニシアティブを握ります。
70分、MFモドリッチからが右サイドからのお膳立てにMFマンジュキッチ(写真左)がロビングでシュートを決めて1点差にすると、77分には途中交替のFWショコタ(写真右)がMFグエラの放ったボールに食いついて同点弾を決めます。
シベニクはMFミラノヴィッチが二枚目のイエローで退場となり、更にディナモが加勢となり、89分、ショコタがゴール前の混戦を制してゴールを決めて逆転。土俵際のうっちゃりでディナモがベスト8進出を決めました。
ハイドゥク・スプリトはホームでクロアチア・セスベッテと対戦。
セスベッテは2部とはいえ、現在はフルヴァツキ・ドラゴヴォリャッツと首位争いをしており、昇格に最も近いクラブです。ちなみにこの試合でトゥドールがハイドゥクに戻って初めて先発出場しました。
最初の15分にFWカリニッチが二度に渡るチャンスを決められず、リードを作れないまま前半を終えたハイドゥクですが、後半52分、股関節に痛みを覚えたトゥドールに代わり出場したDFサブリッチ(写真)が、CKのクリアボールからシュートを決めて先制に成功します。88分にはMFツェルナトのFKをカリニッチがゴール前で方向を変えてゴールに流し込み、今季の公式戦15得点目を決めて、2-0と格下相手に勝利しています。
サプライズとなったのは2部のセゲスタと1部2位のリエカとの対戦。前半20分はアウェーのリエカが主導権を握るものの、次第にセゲスタが攻める展開に。35分にFWツェロヴェチュキが20mのミドルシュートを決めると、52分にはMFコヴァチェヴィッチを決めて2-0。87分にはDFヤンコヴィッチのゴールで、3-0と快勝。ザダールに続いて1部リーグのチームを食う金星を挙げました。
全試合の結果はこちら(太文字が進出)
Bjelovar - Varteks Varazdin 1:1 (PK 3:5)
Cibalia Vinkovci - Osijek 2:1
Hajduk Split - Croatia Sesvete 2:0
Slaven Belupo - Pomorca 1:0
Segesta - Rijeka 3:0
Sibenik - Dinamo Zagreb 2:3
Dakovo - Zagreb 0:7
Inter Zapresic - Podravina 1:0
また準々決勝のカードは以下のようです。昨季の決勝のカード、ディナモvs.スラヴェンがここで再現となります。初戦は11月7日、第2戦は11月28日。またUEFAカップを戦っているディナモは12月12日に初戦、第2戦は来年2月に行われる予定です。
Hajduk Split - Inter Zapresic
Segesta - Zagreb
Slaven Belupo - Dinamo Zagreb
Varteks Varazdin - Cibalia Vinkovci
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10月27日、クロアチア・リーグ第13節が行われました。
首位ディナモ・ザグレブはアウェーで4位ザダールと対戦しました。
カップ戦も含めればハイドゥク、シベニク、シベニク、ザダールと、アンチ・ディナモの多いダルマチア地方にて4試合連続の試合をしているディナモ。正GKコッホが先のシベニク戦で退場となったため、この日がデビューとなるGKケラヴがゴールを守りました。また、ここ2試合ゴールを決めているショコタが先発起用されています。
一方のザダールは、今季昇格組ながら一時は2位までつける躍進ぶり。とりわけホームでは4勝2分で負けなし。他のスタジアムと比べてもピッチが小さいという利点に加え、トルナーダと呼ばれる熱狂的サポーターの後押しがあるチームです。この日もスタノヴィ・スタディオンのキャパシティいっぱい、約6000人の観客が集まりました。
開始4分、ザダールのMFトマソフの何でもない縦パスをDFドルピッチがクリアミス。それにFWテルケシュが追いつき、一対一となったGKケラヴが手を使ってテルケシュの足を引っ掛けたものの、この日の主審シムチッチもPKと判定せず。また荒れ気味の雰囲気になりますが、14分、MFスラツからペナルティエリア左に走り込むトマソフに展開し、最後は飛び出したケラヴを抜く中央へのラストパス。同じく走り込んだテルケシュが押し込んで、ザダールが先制に成功します。
しかしディナモも35分、MFポクリヴァチュの左クロスにMFマンジュキッチがヘディングで折り返し、最後はショコタ(写真)が倒れ込みながらシュートを叩き込んで同点に追いつきます。
その4分後には、MFモドリッチの右CKをDFシルデンフェルトがヘディングで繋ぎ、ゴールからマンジュキッチが左足で対角線にボレーシュート。それにショコタが反対側から突っ込んで、GKが触れる前に相手ゴールへとボールを押し込んで逆転に成功します。
後半に入ってザダールはミトロヴィッチ、バトゥリナ、チュスティッチの3人のフォワードを次々と投入するも、立ち上がりのようなリズムは作れず、逆にディナモがチャンスを作ります。しかし、ショコタとマンジュキッチの近距離のシュートはそれぞれGKスバシッチに止められ、追加点が奪えません。とはいえ、この試合でワントップのショコタとセカンドトップのマンジュキッチの連携が深まったのは大きな収穫でありました。試合は後半になっても動かず、2-1でディナモが勝利をしています。
5位のハイドゥク・スプリトはアウェーで9位インテル・ザプレシッチと対戦しました。
26日にハイドゥクのセルゲイ・クレシッチ監督が「個人的な理由」から辞任を発表。以前に成績不振を理由に辞任を希望した時には説得もあって留まったのですが、今回は理由を明らかにしないままチームを去ることになりました。この試合からアシスタント・コーチだったロベルト・ヤルニ(写真)がハイドゥクの指揮を取ることになりました。
現役時代は世界屈指の左サイドとして活躍したヤルニは、浅い最終ラインで中盤が菱形の4-4-2システムを採用。ツートップにはカリニッチとバルトロヴィッチを組ませ、ルカビナとヴェルパコヴスキスはベンチに置きました。またDFトゥドールは前のセスベッテ戦の怪我で欠場、またMFアンドリッチも前日の練習で怪我をして欠場です。
試合は開始4分、右SBペライッチの右クロスにインテルDFイフティッチがクリアミス。ボールは中央のカリニッチ(写真)に届き、空中のボールを上手く流し込んでハイドゥクが先制。これでカリニッチは11ゴール目となります。
その後もアウェーのハイドゥクが押しますが、ぬかるんだピッチに何度も足が取られる場面が増え、頼みの綱であるカリニッチに対してのマークも強くなります。一方のインテルも前半は何度か好機を見出しますが、28分のゴール前の混戦をFWグーリッチが決められず、33分のMFクルズナールの左クロスにグーリッチがヘディングで合わせるもボールは枠を捕らえられません。
後半はハイドゥクが引き気味となり、インテルに主導権を渡しますが、ゴール前を固めてゴールを割らせません。それでも最大のインテルのチャンスは55分、クルズナールの左クロスに途中交替のFWオスマールが飛び込み、ボールは相手ゴールへと向かったものの、ライン上でDFサブリッチがクリア。チーム力で上回るハイドゥクが1-0と辛勝し、3位へと浮上。ヤルニ新監督にとっては幸先良いスタートとなりました。
また、2位リエカはアウェーで7位チバリア・ヴィンコヴチと対戦。リエカはカップ戦敗退のショックから抜け切れられず、チバリアのU-21代表MFバガリッチにPKとミドルシュートの二発で沈められ、0-2で敗戦。首位ディナモとの勝点差を10にまで広げられています。
全試合の結果はこちら。
Zadar - Dinamo Zagreb 1:2
1:0 13' Terkes
1:1 35' Sokota
1:2 40' Sokota
Zagreb - Sibenik 3:1
0:1 17' Zec
1:1 20' Lovrek
2:1 57' Ibricic
3:1 61' Ibricic
Cibalia Vinkovci - Rijeka 2:0
1:0 55' Bagaric (PK)
2:0 80' Bagaric
Medimurje - Slaven Belupo 2:0
1:0 41' Saranovic
2:0 90' Peraica
Inter Zapresic - Hajduk Split 0:1
0:1 4' Kalinic
Osijek - Varteks Varazdin 0:1
0:1 37' Smrekar
【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ(勝点36)、2位…リエカ(26)、3位…ハイドゥク・スプリト(22)、4位…スラヴェン・ベルーポ(20)、5位…ザダール(20)、6位…チバリア・ヴィンコヴチ(18)、7位…オシエク(17)、8位…ザグレブ(15)、9位…シベニク(15)、10位…インテル・ザプレシッチ(13)、11位…メヂムリエ(9)、12位…ヴァルテクス・ヴァラジディン(9)
【得点】
11ゴール…カリニッチ(ハイドゥク)
9ゴール…モドリッチ(ディナモ)、ロヴレク(ザグレブ)
8ゴール…ヂャロヴィッチ(リエカ)、テルケシュ(ザダール)
7ゴール…シャラノヴィッチ(メヂムリエ)、マンジュキッチ(ディナモ)
6ゴール…ジュパン(ザダール)
【アシスト】
6アシスト…マンジュキッチ(ディナモ)
5アシスト…モドリッチ(ディナモ)、ツェルナト(ハイドゥク)、ジュパン(ザダール)
4アシスト…ムムレク(ヴァルテクス)、シャルビーニ(リエカ)、ブーレ(リエカ)、クーケッツ(インテル)、マルチッチ(チバリア)、ヴルチーナ(スラヴェン)
クロアチアも20分を過ぎてからようやく主導権を握り、24分、28分とエドゥアルドがシュートを放ちますがゴールに繋がらず。32分にはシミッチの長い縦パスがエドゥアルドに通ってGKと一対一になったものの、間合いを取るタイミングに失敗して、飛び込んだGKハイドゥフにボールをキャッチされてしまいます。
後半頭から修正を入れ、ラキティッチを右MFに入れ、ボランチにはデビュー戦となるヴコイェヴィッチ(写真)を起用。これがズバリと当たり、クロアチアにとって一方的な展開となります。走力とボール奪取力に優れたヴコイェヴィッチに守備面を任せられることで、ヴラニェシュが攻撃参加しながらシンプルにボールをはたき、それにラキティッチがチャンスメーカーとして変化をつけていきます。
この試合ではA代表から借り出されたカリニッチ(写真)が、ブシッチと組んでのツートップ。これまでカリニッチはU-21代表に何度も召集されてきたものの、その度に怪我を理由にしてクラブが拒否してきました。今回のフェロー諸島戦では彼が救世主になります。
今回のクロアチア代表は怪我人に泣かされ、主将のMFニコ・コヴァチをはじめ、FWのペトリッチ、バラバン、ブダンが欠場。エドゥアルドとオリッチのバックアッパーとなるFWは今回初選出の19歳カリニッチのみ。望みの綱、エドゥアルドも怪我から開けたばかりで本調子ではないという厳しい事情を抱えておりました。メンバーは以下のようです(システムは4-4-2)
クロアチアの最初のチャンスは16分、スルナの右CKからレコがヘディングしたボールがオリッチの足元に来ますが、オリッチはシュートをGKダヴィドヴィッチの正面に蹴り込んでしまいます(写真)。
しかしながら52分、エドゥアルドは彼本来の価値を見せつけます。右サイドでスルナがオーバーラップした背後のチョルルカにボールを戻すと、チョルルカはDFラインとGKの間に落ちるアーリークロス。ディナモ時代のチームメイトからクロスボールが上がると察知したエドゥアルドは、マーカーのベンハイムよりも早い反応で抜け出し、そのまま左足でダイビングボレー(写真)。ボールはGKダヴィドヴィッチの手を弾きながらネット右に突き刺さり、クロアチアが先制に成功します。エドゥアルドは今回の予選で10ゴール目。通算18試合で13ゴールはシュケルより早いゴールペースです(ゴール率72.2%、シュケルは69試合45ゴールで65.2%)。
前半は枠内シュートがゼロだったイスラエルも60分、ベナユンが一人でドリブルで崩し、最後はマーカーを外して右下隅を狙ったミドルシュートを放ちますが、これはプレティコサが好セーブを見せます。
ホイッスルの後、チームスタッフや選手たちと熱い抱擁を交わしたビリッチ監督(写真)は、記者会見となると真剣な表情で以下のように述べました。
この夏にマンチェスター・ユナイテッドからヴィジャレアルに1100万ユーロで売却され、今季5得点と活躍中のジュゼッペ・ロッシにはイプシャ(エネルギー・コットブス)をマークにつける3-5-2のシステムを選択。ザダールのトマソフとスラヴェン・ベルーポのヤヤロの二人のMFがセントラルハーフとしてデビューを果たしました。
MFニコ・コヴァチが背中の怪我で召集メンバー発表直後に外れたのをはじめ、怪我の状態で合宿参加したFWのバラバンとペトリッチが土曜日までに間に合いそうもなく、水曜の記者会見でビリッチ監督が起用しないことを言明。その代わり、足の筋肉の負傷から2週間半離脱していたエドゥアルドが復帰し、オリッチとツートップを組むことになります。フォワード事情は厳しく、この二人を除けば追加召集のカリニッチのみという状況です。
今節の注目カードはもちろん、「クロアチア・ダービー」(Hrvatski derbi)と呼ばれる「ハイドゥク・スプリトvs.ディナモ・ザグレブ」のライバル対決でありました。
フィジカル的にはウィークデイに試合のないハイドゥクが上回らなければならないはずが、どんなプレーをしたいのかコンセプトが見られないため、チームとして完成度が増しているディナモがゲームをコントロールしていきます。
35分にはアンドリッチの右FKからファーポストのサブリッチがボレーシュートを放つものの、GKコッホの正面を突き、クリアされてしまいます。
その2分後にもミキッチの右クロスにファーポストのマンジュキッチがヘディングで戻し、ゴールががら空きのところをモドリッチが単に押し込むだけでしたが、このシュートには失敗してしまいます。
しかし、その後はディフェンスを固めたディナモに対して、ハイドゥクはチャンスを作ることができず、試合は2-1のままディナモが勝利。勝点差も14にまで広がりました。
開始1分にはスタムからボールを奪ったマンジュキッチがトラバースパス。中央のモドリッチ(写真)がワントラップから放ったボレーシュートはクロスバーを越えていきます。
アヤックスは62分にDFファン・デル・ウィールを変え、ルーマニア代表の右MFオガラルを投入。攻撃リズムを更に上げ、一方のディナモは国内リーグとは違うリズムに体力は消耗し、次第にアヤックスが主導権を取り戻していきます。
しかしながら94分、ミキッチからの右クロスにファーポストへと回り込んだマンジュキッチ(写真)がフリーでヘディングシュートを叩き込み、勝ち越しに成功。貴重なアウェーゴールとなります。
「私にとってはルワンダの代表監督になることが新たな監督キャリアの挑戦となる。日本のクラブから具体的なオファーが届いていたが、結局はアフリカを選んだよ。2010年の南アフリカW杯の予選でルワンダを率いるが、アフリカ選手権も彼らにとっては重要な大会だ。日本に再び行くことができたのにもかかわらず、なぜ私がルワンダを選んだかと君たちが問い質したいのは分かっているさ。私は新たな経験を望んだからだよ。労働条件も金銭条件も素晴らしかったしね。」
今季は体調も万全であるのにも関わらず、アンチェロッティ監督に一試合も起用されないのに業を煮やしたシミッチは怒りを感じいます。
今節の注目のカードは首位ディナモ・ザグレブと2位リエカの直接対決。前節、最下位ヴァルテクスに敗れてリーグ連勝記録が28でストップしたディナモに対し、リエカはハイドゥク・スプリトに4-0と快勝。現在の勝点差は「4」。調子が対象的な両 チームとあって、シーズン前半の行く末を決める試合であります。スタジアムはディナモの本拠地、マクシミール・スタディオン。観客数は思ったほど伸びず、7000人ほどに留まりました。
ディナモのチャンスは21分、マンジュキッチ(写真)が右サイドでDFブディチンからボールを奪うとエリア内に侵入。GKジリッチの手の届かないところにシュートを狙いますが、ボールはクロスバーを叩きます。
なかなか均衡が破れない試合でしたが、76分、モドリッチの左CKにニアのシルデンフェルドがヘディングでボールの方向を変え、中央からヴコイェヴィッチが頭から飛び込んでのヘディングシュート。ボールはネットに突き刺さり、ディナモが決勝点を決めます。ヴコイェヴィッチはイヴァンコヴィッチ監督の方へと走り出し、批判の矢面に立ちつつあった監督としっかりと抱き合ったのが、印象的なシーンでありました(写真はガッツポーズするヴコイェヴィッチ)。
この試合から二日後、ハイドゥクの監督セルゲイ・クレシッチ(写真・

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